統計情報ライブラリー/産 業

◆この調査で得られる主なデータ
農林業経営体数、農業経営体数、林業経営体数、経営耕地面積、 借入耕地面積、耕作放棄地面積、販売農家数、農業雇用労働力、農業就業人口ほか

農林業センサス調査結果報告書 トップペ-ジへ
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農林業経営体調査

調査結果の概要(富山県分)

(調査・集計担当 富山県経営管理部統計調査課)

- 農業経営体数が減少する一方、経営規模の拡大が進む -


1.農林業経営体数


~農林業経営体数は23,396経営体~

農林業経営体は23,396経営体で、前回比29.1減となりました。 このうち、農業経営体は22,906経営体、林業経営体は964経営体となり、前回比それぞれ29.1減、29.9減となりました。


 ~集落営農の法人化が進む~
 農業経営体のうち、法人化している農業経営体数は433経営体で、前回比38.3%増、このうち、農事組合法人は209経営体で前回比113.3%増、会社は124経営体で前回比25.3%増となりました。

また、個人の農業経営体数は21,954経営体で、前回31,474経営体)と比較すると30.2%減となりました。

2.総農家数および土地持ち非農家数

総農家数は29,634戸で、前回比25.4%減となりました。このうち、販売農家数は21,914戸で、前回比30.3%減となりました。また、土地持ち非農家数は32,240戸で、前回比34.2%増となりました。

3.販売農家の家族労働力

農業就業人口は24,255人で、前回比43.1%減となりました。また、平均年齢は68.5歳となりました。

農業就業人口のうち、基幹的農業従事者数は16,535人で、前回比5.3%減となりました。また、平均年齢は69.9歳となりました。

4.農業経営体の雇用者

~常雇いは前回比8.4%増加~

農業経営体の雇用者は22,881人で、前回比13.2%減となりました。このうち、常雇いは980人で、前回比8.4%増となりました。

5.経営耕地面積規模別にみた農業経営体数の状況

経営耕地面積規模別に農業経営体数をみると、5.0ha未満層は、前回比31.2%減となった一方、5.0ha以上層は、前回比32.5%増、特に30.0ha以上層は前回比71.9%増となりました。

6.経営耕地面積の状況


~1経営体あたりの平均経営耕地面積は前回比39.1%増、農業経営の規模拡大が進む~

農業経営体の経営耕地面積は53,376haで、前回比1.3減となりました。1経営体あたりの平均経営耕地面積(※)2.35haで、前回比39.1増となりました。

7.経営耕地面積の集積割合

農業経営体の経営耕地面積規模別に経営耕地面積の集積割合をみると、1ha未満が11.9%、12ha21.0%、23ha9.4%、35ha6.1%、510ha7.1%、1030ha20.7%、30ha以上が23.7%となり、経営耕地面積5ha以上の農業経営体に総経営耕地面積の51.5%が集積されました。

8.保有山林面積規模別林業経営体数

保有山林面積規模別に林業経営体数の構成割合をみると、10.0ha未満の経営体が全体の67.2%を占めています。

9.耕作放棄地面積

農家及び土地持ち非農家の耕作放棄地面積は2,154haとなり、前回比0.9%減となりました。

10.農業生産関連事業の取組状況

農産物の加工に取り組む農業経営体数は419経営体で、前回比74.6%増となりました。

農山村地域調査

調査結果の概要(富山県分)
(調査・集計担当 北陸農政局富山地域センタ-)


1.地域資源を活用した施設(産地直売所)

産地直売所数は179施設で前回比109施設増加した。これを運営主体別に見ると、「生産者等」が全体の83.2%を占めました。

2.林野面積

林野面積を所有形態別にみると、私有が最も多く126,105haとなり、次いで林野庁が60,038haとなりました。

3.寄り合いの開催状況

農業集落における寄り合いの議題の状況をみると、寄り合いを開催していると回答のあった農業集落のうち、94.5%の集落で、「農業生産にかかる事項」を議題として話し合いが行われました。

4.地域資源の保全状況

 農業集落の地域資源別の保全状況をみると、「農業用用排水路」で保全活動を行っている割合が最も高く、農業集落の85.8%で行われました。