統計情報ライブラリー/労働
平成28年特別調査結果の概要

   1.賃金
  2.出勤日数と労働時間の動き
  3.雇用の動き
  4.全国との比較
 
1.賃金
 (1)きまって支給する現金給与額
 平成28年7月におけるきまって支給する現金給与額は、調査産業計で前年比0.8%減の194,479円となった。これを男女別にみると、男性は5.3%減の262,542円、女性は2.0%増の143,322円となった。(表1、図1)
 (2)特別に支払われた現金給与額

平成27年8月1日から平成28年7月31日までの1年間に特別に支払われた現金給与額は、調査産業計で前年比4.7%減の246,175円となった。これを男女別にみると、男性は4.5%減の338,516円、女性は9.1%減の174,074円となった。

また、年間特別給与支給割合(7月の月間きまって支給する給与に対する年間の特別に支払われた給与の割合)は、調査産業計で1.27ヶ月分(前年1.32ヶ月分)となった。(表2、図2)

表1 産業、性別きまって支給する現金給与額

表2 産業、性別年間に特別に支払われた現金給与額

  注:1)年間に特別に支払われた現金給与額は、勤続1年以上の常用労働者について平成27年8月1日から平成28年7月31日までの1年間に支給された額を集計したもので、賞与のほか、ベースアップの差額追給分等を含む。
     2)( )内は、平成27年の前年比の数値である。
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2.出勤日数と労働時間の動き
 (1)出勤日数

7月における出勤日数は、調査産業計で前年と同水準の21.1日となった。これを男女別にみると、男性は0.1日増の21.9日、女性は0.1日減の20.5日となった。(表3、図3)

 (2)実労働時間

7月における通常日1日の実労働時間数は、調査産業計で前年と同水準の6.9時間となった。これを男女別にみると、男性は7.7時間、女性は6.3時間で、男女とも増減なしとなった。(表3、図3)

表3 産業、性別出勤日数及び通常日1日の実労働時間

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3.雇用の動き
 (1)常用労働者数
  7月末の常用労働者数は、調査産業計で前年比3.2%減の21,566人となった。これを男女別にみると、男性は2.1%増の9,254人、女性は6.8%減の12,312人となった。
   女性常用労働者の割合は2.2%減の57.1%となった。
(表4、図4、図5)

 (2)常用労働者構成割合
  :常用労働者の産業別構成比をみると、「卸売業,小売業」が24.9%と最も多く、次いで「建設業」の17.5%、「宿泊業,飲食サービス業」が8.0%、「製造業」7.3%、「生活関連サービス業,娯楽業」が6.8%の順となった。
  男性常用労働者では、「建設業」が31.5%と最も多く、次いで「卸売業,小売業」が24.9%、女性常用労働者では、「卸売業,小売業」が最も多く24.6%で、次いで「宿泊業,飲食サービス業」が11.5%となった。(図6)

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4.全国との比較
 (1)きまって支給する給与
きまって支給する給与は、全国は195,701円であったのに対し、富山県は194,479円で全国を1,222円下回った。(表5)
 (2)特別に支払われた給与
  年間の特別に支払われた現金給与額は、全国は227,206円であったのに対し、富山県は246,175円で全国を18,969円上回り、年間特別給与支給割合でも全国1.16ヶ月に対し、富山県1.27ヶ月で全国を0.11ヶ月上回った。(表5)
 (3)出勤日数
 月間出勤日数は、全国は20.2日、富山県は21.1日で、全国より0.9日多かった。(表5)
 (4)実労働時間数
 通常日の実労働時間数は、全国は7.0時間であったのに対し、富山県は6.9時間で全国を0.1時間下回った。(表5)

表5 全国比較(調査産業計)

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