 平成25年特別調査結果の概要 |
| 平成25年特別調査結果の概要 |
１．賃金
（１）きまって支給する現金給与額平成25年７月におけるきまって支給する現金給与額は、調査産業計で前年比10.2％増の195,861円となった。これを男女別にみると、男性は8.2％増の262,674円、女性は8.0％増の152,636円となった。
（表１、図１）（２）特別に支払われた現金給与額平成24年８月１日から平成25年７月31日までの１年間に特別に支払われた現金給与額は、調査産業計で前年比25.8％増の258,426円となった。これを男女別にみると、男性は29.2％増の370,344円、女性は16.3％増の183,966円となった。
また、年間特別給与支給割合（７月の月間きまって支給する給与に対する年間の特別に支払われた給与の割合）は、調査産業計で1.32ヶ月分（前年1.16ヶ月分）となった。（表２、図２）
表1 産業、性別きまって支給する現金給与額
表2 産業、性別年間に特別に支払われた現金給与額
>注:1）年間に特別に支払われた現金給与額は、勤続1年以上の常用労働者について平成24年8月1日から平成25年7月31日までの1年間に支給された額を 集計したもので、賞与のほか、ベースアップの差額追給分等を含む。
2）（ ）内は、平成24年の前年比の数値である。
２．出勤日数と労働時間の動き
（１）出勤日数７月における出勤日数は、調査産業計で前年差0.7日増の21.4日となった。これを男女別にみると、男性は0.8日増の22.4日、女性は0.6日増の20.8日となった。（表３、図３）
（２）実労働時間７月における通常日１日の実労働時間数は、調査産業計で前年差0.4時間増の7.3時間となった。これを男女別にみると、男性は0.1時間増の7.9時間、女性は0.4時間増の6.8時間となった。（表３、図３）表3 産業、性別出勤日数及び通常日1日の実労働時間
（１）常用労働者数７月末の常用労働者数は、調査産業計で前年比15.7％減の23,831人となった。これを男女別にみると、男性は7.8％減の9,361人、女性は20.1％減の14,470人となった。
女性常用労働者の割合は3.4ポイント減の60.7％となった。（表４、図４、図５）
（２）常用労働者構成割合常用労働者の産業別構成比をみると、「卸売業，小売業」が40.5％と最も多く、次いで｢生活関連サービス業，娯楽業｣9.1％、｢製造業｣8.1％、｢建設業｣7.9％、｢宿泊業，飲食サービス業｣6.7%、の順となった。
男性常用労働者では、｢卸売業，小売業｣が37.0％と最も多く、次いで｢建設業｣が15.6％、女性常用労働者では、｢卸売業，小売業｣が最も多く42.8％で、次いで｢生活関連サービス業，娯楽業｣が11.9％となった。（図６）
（１）きまって支給する給与きまって支給する給与は、全国は190,474円であったのに対し、富山県は195,861円で全国を5,387円上回った。（表５）（２）特別に支払われた給与年間の特別に支払われた現金給与額は、全国は201,806円であったのに対し、富山県は258,426円で全国を56,620円上回り、年間特別給与支給割合でも全国1.06ヶ月に対し、富山県1.32ヶ月で全国を0.26ヶ月上回った。（表５）
（３）出勤日数月間出勤日数は、全国は20.7日、富山県は21.4日で、全国より0.7日多かった。（表５）（４）実労働時間数通常日の実労働時間数は、全国は7.1時間であったのに対し、富山県は7.3時間で全国を0.2時間上回った。（表５）表5 全国比較（調査産業計）
