統計情報ライブラリー/労働

平成23年特別調査結果の概要

  1.賃金
  2.出勤日数と労働時間の動き
  3.雇用の動き
  4.全国との比較
 
1.賃金
 (1)きまって支給する現金給与額
 7月の月間きまって支給する現金給与額は、調査産業計で前年比1.3%増の185,422円となった。これを男女別にみると、男性は0.4%増の252,467円、女性は3.0%増の144,835円となった。
(表1、図1)
 (2)特別に支払われた現金給与額
 平成22年8月から平成23年7月までの1年間に特別に支払われた現金給与額は、調査産業計で前年比11.2%減の176,477円となった。これを男女別にみると、男性は9.5%減の252,783円、女性は10.3%減の130,621円となった。
また、年間特別給与支給割合(7月の月間きまって支給する給与に対する年間の特別に支払われた給与の割合)は、調査産業計で0.95ヶ月分(前年1.09ヶ月分)となった。(表2、図2)
表1 産業、性別きまって支給する現金給与額

注:1)( )内は、平成22年の前年比の数値である。
表2 産業、性別年間に特別に支払われた現金給与額
注:1)年間に特別に支払われた現金給与額は、勤続1年以上の常用労働者について平成22年8月1日から平成23年7月31日までの1年間に支給された額を 集計したもので、賞与のほか、ベースアップの差額追給分等を含む。
     2)( )内は、平成22年の前年比の数値である。


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2.出勤日数と労働時間の動き
 (1)出勤日数
 7月1ヶ月間の出勤日数は、調査産業計で前年差0.5日減の21.0日となった。これを男女別にみると、男性は0.5日減の21.6日、女性は0.6日減の20.6日となった。(表3、図3)
 (2)実労働時間
 通常日1日の実労働時間数は、調査産業計で前年と同じ7.0時間となった。これを男女別にみると、男性は前年差0.1時間減の7.7時間、女性は前年と同じ6.6時間となった。(表3、図3)
表3 産業、性別出勤日数及び通常日1日の実労働時間

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3.雇用の動き
 (1)常用労働者数
  7月末の常用労働者数は、調査産業計で前年比25.1%増の28,946人となった。これを男女別にみると、男性は23.2%増の10,915人、女性は26.3%増の18,031人となった。
女性常用労働者の割合は0.6%増の62.3%となった。(表4、図4,5)
 (2)常用労働者構成割合
  常用労働者の構成を産業別にみると、「卸売業,小売業」が30.9%と最も多く、次いで「宿泊業,飲食サービス業」16.2%、「建設業」11.4%、「製造業」8.2%、「生活関連サービス業,娯楽業」8.0%、の順となっている。
男性常用労働者を100とすると、「卸売業,小売業」の常用労働者が最も多く23.0%、次いで「建設業」が22.7%、女性常用労働者を100とすると「卸売・小売業」の常用労働者が最も多く35.6%で、次いでが「宿泊業,飲食サービス業」が21.6%であった。(図6)
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4.全国との比較
 (1)きまって支給する給与
 きまって支給する給与は、全国は187,962円であったのに対し、富山県は185,422円で全国を2,540円下回った。(表5)
 (2)特別に支払われた給与
 年間の特別に支払われた現金給与額は、全国は191,014円であったのに対し、富山県は176,477円で全国を14,537円下回り、年間特別給与支給割合でも全国1.02ヶ月に対し、富山県0.95ヶ月で全国を0.07ヶ月下回った。(表5)
 (3)出勤日数
 月間出勤日数は、全国は20.6日、富山県は21.0日で、全国より0.4日多かった。(表5)
 (4)実労働時間数
 通常日の実労働時間数は、全国は7.1時間であったのに対し、富山県は7.0時間で全国を0.1時間下回った。(表5)
表5 全国比較(調査産業計)

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