統計情報ライブラリー/労働

平成17年特別調査結果の概要
1.賃金
 (1)きまって支給する現金給与額
 7月の月間きまって支給する現金給与額は、調査産業計で前年比13.1%減の172,628円となった。
 これを男女別にみると、男性は7.9%減の246,481円、女性は19.2%減の124,951円となった。
(第1表,図1)
 (2)特別に支払われた現金給与額
 平成16年8月から平成17年7月までの1年間に、特別に支払われた現金給与額は、調査産業計で前年比36.6%減の197,763円となった。
これを男女別にみると、男性は23.8%減の299,912円、女性は49.1%減の,132,593円となった。
 また、年間特別給与支給割合(7月のきまって支給する現金給与額に対する年間の特別に支払われた現金給与の割合)は、調査産業計で 1.15ヶ月分(前年1.57ヶ月分)となった。(第2表,図2)

第1表 産業・性別きまって支給する現金給与額

注:()内は、平成16年の前年比の数値である。


第2表 産業・性別年間に特別に支払われた現金給与額




2 出勤日数と労働時間
 (1)出勤日数
 7月1ヶ月間の出勤日数は、調査産業計で前年差0.6日減の21.4日となった。
 これを男女別にみると、男性は0.3日減の22.5日、女性は0.9日減の20.6日となった。
(第3表,図3)
 (2)労働時間
 通常日1日の実労働時間数は前年差0.2時間減の7.1時間となった。
 これを男女別にみると、男性は0.1時間減の7.8時間、女性は0.3時間減の6.9時間となった。
(第3表,図3)

第3表 産業別、性別出勤日数及び通常日1日の実労働時間



3 雇用
 (1)常用労働者数
 7月末の常用労働者数は、調査産業計で前年比3.0%減の27,491人となった。
 これを男女別にみると、男性は2.7%減の10,785人、女性は3.2%減の16,706人となった。
 女性常用労働者の割合は0.1ポイント減の60.8%となった。
 (第5表,図4,図5)
 (2)常用労働者構成割合
 常用労働者の構成を産業別にみると、卸売・小売業が32.9%と最も多く、次いでサービス業19.2%、建設業16.3%、製造業9.1%、飲食店,宿泊業8.0%の順となっている。
 男性常用労働者を100とすると、建設業の常用労働者が最も多く33.1%、次いで卸売・小売業が26.9%、女性常用労働者を100とすると卸売・小売業の常用労働者が最も多く36.7%で、次いでサービス業が27.4%であった。
(図6)


4 全国との比較
 (1)きまって支給する現金給与額
 きまって支給する現金給与額は、全国190,888円に対し、富山県は172,628円で全国を18,260円下回った。
 (2)特別に支払われた現金給与額
 平成16年8月から平成17年7月までの一年間に特別に支払われた現金給与額は、全国220,764円に対し、富山県は197,763円で全国を23,001円下回った。また年間特別給与支給割合は、全国1.16ヶ月に対し、富山県1.1ヶ月で全国を0.01ヶ月下回った。
 (3)出勤日数
 月間出勤日数は、全国21.1日に対し、富山県は21.4日で、全国を0.6日上回った。
 (4)実労働時間数
 通常日1日の実労働時間数は、全国7.2時間に対し、富山県は7.1時間で、全国を0.1時間下回った。
(第5表)

第5表 全国比較(調査産業計)