統計情報ライブラリー/労働毎月勤労統計調査
全国の概要
1.賃金の動き
 平成11年における常用労働者1人平均月間現金給与総額は、353,679円で前年比1.3%の減少(規模30人以上で396,291円、前年比1.1%の減少)となった。
 現金給与総額のうち、きまって支給する給与は、281,283円で前年と同水準(規模30人以上で306,167円、前年比0.5%の増加)となり、特別に支払われた給与は、72,396円、5.8%の減少(規模30人以上で90,124円、前年比6.3%の減少)となった。
2.労働時間の動き
 平成11年における月間総実労働時間は、153.3時間、前年比1.1%の減少(規模30人以上で153.5時間、前年比0.9%の減少)となった。
 総実労働時間のうち所定内労働時間は、143.8時間、前年比1.0%の減少(規模30人以上では142.4時間、前年比0.8%の減少)、所定外労働時間は、9.5時間、前年比1.9%の減少(規模30人以上では、11.1時間、前年比1.7%の減少)となった。
3.雇用の動き
 平成11年における常用労働者数の前年比をみると、前年比0.3%の減少(規模30人以上では1.2%の減少)となった。
主な産業についてみると、製造業で2.3%の減少(規模30人以上では2.6%の減少)、卸売・小売業,飲食店で0.9%の減少、(規模30人以上では2.2%の減少)、サービス業で1.8%の増加(規模30人以上では1.2%の増加)となった。