統計情報ライブラリー/労働毎月勤労労働調査
毎月勤労統計調査 地方調査月報
−平成12年(年平均)分の結果速報−

<主な動き>


−平成12年(年平均)分の結果速報−
・現金給与総額は、前年比1.7%増で3年ぶりの増加
・所定外労働時間は、前年比4.6%増で3年ぶりの増加
・常用労働者数は、前年比1.4%減で6年連続の減少
賃金の動き
労働時間の動き
雇用の動き
統計表(EXCEL97)

賃金、労働時間、雇用の動きの概況
(調査産業計 規模5人以上)
賃金の動き

−現金給与総額 前年比1.7%増で3年ぶりの増加(全国0.5%増)−

 事業所規模5人以上事業所の平成12年の常用労働者1人平均月間現金給与総額は、前年比1.7%増の327,942円となり、3年ぶりの増加(事業所規模30人以上では、前年比0.9%減の343,233円となり、3年連続の減少)となった。(全国は0.5%増で3年ぶりの増加)

 現金給与総額のうちきまって支給する給与は、前年比1.7%増の268,185円となり、2年ぶりの増加(規模30人以上では、前年比0.5%減の277,923円となり、3年連続の減少)となった。平成11年は規模5人以上では初のマイナスとなったが、今回はプラスに転じた。一方、特別に支払われた給与は、59,757円で前年に比べ1.0%の増加(規模30人以上では、65,310円で3.6%の減少)となった。

 また、きまって支給する給与のうち所定内給与は、251,616円で前年に比べ1.2%の増加(規模30人以上では、257,675円で1.4%の減少)となった。
 実質賃金は前年比2.0%増となり、3年ぶりの増加(規模30人以上では、0.5%減となり、3年連続の減少)となった。全国は1.4%増となり、3年ぶりの増加となった。
 
 

労働時間の動き



−所定外労働時間 前年比4.6%増で3年ぶりの増加(全国3.6%増)−

 平成12年における常用労働者1人平均月間総実労働時間数は、前年比0.7%減の155.6時間となり、5年連続の減少(規模30人以上では、0.4%増の156.6時間となり、4年ぶりの増加)となった。(全国は0.7%増で4年ぶりの増加)

 総実労働時間のうち所定内労働時間は、前年比1.0%減の146.3時間となり、2年連続の減少(規模30人以上では、0.3%減の146.3時間となり、4年連続の減少)となった。一方、所定外労働時間は、前年比4.6%増の9.3時間となり、3年ぶりの増加(規模30人以上では、12.9%増の10.3時間となり、4年ぶりの増加)となった。全国の所定外労働時間は3.6%増となり、3年ぶりの増加となった。
出勤日数は、20.3日で前年と同水準(規模30人以上では、20.3日で0.1日の増加)となった。


雇用の動き


−常用労働者数 前年比1.4%減で6年連続の減少(全国0.2%減)−

 
 平成12年における月間平均常用労働者数は、前年比1.4%減の430,083人となり、6年連続の減少(規模30人以上では、2.0%減の254,446人となり、3年連続の減少)となった。(全国は0.2%減で2年連続の減少)
 常用労働者数のうち、パートタイム労働者数は71,126人でその比率は16.6%(規模30人以上では、35,939人でパートタイム比率は14.2%)となり、比率は2年連続で増加(規模30人以上では3年連続で増加)している。(全国の比率は20.2%)