毎月勤労統計調査 地方調査月報

− 平成１２年２月分 −

＜主な動き＞

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・きまって支給する給与は、対前年同月比２ヶ月連続の増加
・所定外労働時間は、対前年同月比５ヶ月連続の増加
・常用労働者数は、対前年同月比横ばい

賃金の動き
労働時間の動き
雇用の動き
統計表（EXCEL97)

賃金の動き

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― きまって支給する給与は、前年同月比2.2%増 ―

　２月の現金給与総額は、規模５人以上で268,804円、前年同月比2.2％増（規模３０人以上で281,073円、0.6％増）であった。そのうち、きまって支給する給与は267,710円、 2.1％増（規模３０人以上で279,572円、0.5％増）、特別に支払われた給与は 1,094円、20.6％増（規模３０人以上で1,501円、44.3％増）であった。
　また、実質賃金は、前年同月比2.7％増（規模３０人以上では1.2％増）であった。

賃金（きまって支給する給与 規模５人以上）指数の推移

産業別現金給与額

労働時間の動き

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― 所定外労働時間は、前年同月比8.3%増 ―

　２月の総実労働時間数は規模５人以上で154.3時間、前年同月比1.7%減（規模３０人以上で156.4時間、0.6%増）であった。そのうち、所定内労働時間数は145.1時間、2.2%減（規模３０人以上で146.3時間、増減なし）、所定外労働時間数は9.2時間、8.3%増（規模３０人以上で10.1時間、11.0%増）であった。
　所定外労働時間を産業別にみると、製造業は11.5時間、22.3%増、卸売・小売業、飲食店は6.8時間、19.4%増、サービス業は4.8時間、26.1%減であった。

所定外労働時間指数の推移（規模5人以上）

産業別労働時間数

雇用の動き

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― 常用労働者数は、前年同月と同水準 ―

　２月の常用労働者数は、規模５人以上で430,065人（規模３０人以上で252,779人）であった。
　また、平成７年平均を100とした常用雇用指数は、昨年９月以来５ヶ月連続で前年同月水準を上回っていたが、２月の指数は94.9、前年同月と同水準となった。なお、常用労働者数中のパートタイム労働者の比率は16.2%（規模３０人以上で13.3%）で、対前年同月差は1.1ポイント増（規模30人以上では1.0ポイント増）となった。
　労働異動率をみると、入職率は0.99%、離職率は1.48%（規模３０人以上で入職率0.77%、離職率1.62%）であった。

常用雇用指数の推移（平成7年平均 ＝ １００）

産業別常用労働者数