毎月勤労統計調査

毎月勤労統計調査地方調査月報

－令和5年4月分－

＜主な動き＞

・きまって支給する給与は256,936円で前年同月比1.3％増加となりました。
　・所定外労働時間は9.3時間で前年同月比4.5％増加となりました。
　・常用労働者数は437,371人で前年同月比1.4％増加となりました。

　　　 ○賃金、労働時間、雇用の動き（令和２年基準） (Microsoft Excelファイル)　
　　　　　（CSVファイル）
　　　　　　　産業別現金給与額と賃金指数
　　　　　　　産業別労働時間数と労働時間指数
　　　　　　　産業別常用労働者数と常用雇用指数

　

○統計表 (令和２年基準） (Microsoft Excelファイル)　　

賃金の動き

― きまって支給する給与は、前年同月比1.3％増加 ―

　 4月の現金給与総額は、規模5人以上で266,661円、前年同月比1.9％増（規模30人以上で292,578円、前年同月比2.2％増）であった。
　そのうち、きまって支給する給与は256,936円、前年同月比1.3％増（規模30人以上で282,755円、前年同月比0.4％増）、特別に支払われた給与は9,725円（規模30人以上で9,823円）であった。
　また、実質賃金指数※（現金給与総額）は85.5、前年同月比2.2％減（規模30人以上で83.7、前年同月比1.9％減）となった。

労働時間の動き

― 所定外労働時間は、前年同月比4.5％増加 ―

　4月の総実労働時間数は規模5人以上で147.4時間、前年同月比0.7％増（規模30人以上で153.4時間、前年同月比0.7％増）であった。
　そのうち、所定内労働時間数は138.1時間、前年同月比0.4％増 (規模30人以上で142時間、前年同月比0.1％増）、所定外労働時間数は9.3時間、前年同月比4.5％増（規模30人以上で11.4時間、前年同月比7.6％増）であった。
　所定外労働時間を従業者数の多い３産業についてみると、「製造業」は12.5時間（前年同月比1.6％増）、「卸売業，小売業」は7.9時間（前年同月比21.5％増）、「医療，福祉」は4.8時間（前年同月比9.1％増）であった。

雇用の動き

― 常用労働者数は、前年同月比1.4％増加 ―

― パートタイム比率は、前年同月より1.5ポイント減少 ―

　4月の常用労働者数は、規模5人以上で437,371人、前年同月比1.4％増（規模30人以上で256,629人、前年同月比0.8％増）であった。
　また、常用労働者数中のパートタイム労働者の比率は26.5％で、前年同月より1.5ポイント減（規模30人以上で19.7％、前年同月より1.3ポイント減）となった。
　労働異動率※をみると、入職率は4.08％、離職率は3.01％（規模30人以上で入職率4.34％、離職率3.07％）であった。