毎月勤労統計調査

毎月勤労統計調査地方調査月報

－令和5年3月分－

＜主な動き＞

・きまって支給する給与は251,276円で前年同月比1.1％増加となりました。
　・所定外労働時間は8.9時間で前年同月比4.8％増加となりました。
　・常用労働者数は432,724人で前年同月比2.2％増加となりました。

　　　 ○賃金、労働時間、雇用の動き（令和２年基準） (Microsoft Excelファイル)　
　　　　　（CSVファイル）
　　　　　　　産業別現金給与額と賃金指数
　　　　　　　産業別労働時間数と労働時間指数
　　　　　　　産業別常用労働者数と常用雇用指数

　

○統計表 (令和２年基準） (Microsoft Excelファイル)　　

賃金の動き

― きまって支給する給与は、前年同月比1.1％増加―

　 3月の現金給与総額は、規模5人以上で260,699円、前年同月比0.5％減（規模30人以上で287,462円、前年同月比1.8％減）であった。
　そのうち、きまって支給する給与は251,276円、前年同月比1.1％増（規模30人以上で279,103円、前年同月比0.4％増）、特別に支払われた給与は9,423円（規模30人以上で8,359円）であった。
　また、実質賃金指数※（現金給与総額）は84.4、前年同月比3.9％減（規模30人以上で83.0、前年同月比5.3％減）となった。

労働時間の動き

― 所定外労働時間は、前年同月比4.8％増加―

　 3月の総実労働時間数は規模5人以上で140.8時間、前年同月比1.5％増（規模30人以上で148.8時間、前年同月比1.8％増）であった。
　そのうち、所定内労働時間数は131.9時間、前年同月比1.2％増 (規模30人以上で137.9時間、前年同月比1.3％増）、所定外労働時間数は8.9時間、前年同月比4.8％増（規模30人以上で10.9時間、前年同月比7.9％増）であった。
　所定外労働時間を従業者数の多い３産業についてみると、「製造業」は12時間（前年同月比0.8％増）、「卸売業，小売業」は6.9時間（前年同月比9.5％増）、「医療，福祉」は4.8時間（前年同月比9.1％増）であった。

雇用の動き

― 常用労働者数は、前年同月比2.2％増加―

― パートタイム比率は、前年同月より0.6ポイント減少―

　 3月の常用労働者数は、規模5人以上で432,724人、前年同月比2.2％増（規模30人以上で253,410人、前年同月比2.0％増）であった。
　また、常用労働者数中のパートタイム労働者の比率は26.8％で、前年同月より0.6ポイント減（規模30人以上で19.5％、前年同月より0.5ポイント減）となった。
　労働異動率※をみると、入職率は1.24％、離職率は1.91％（規模30人以上で入職率1.07％、離職率1.69％）であった。