統計情報ライブラリー/労働毎月勤労統計調査

毎月勤労統計調査 地方調査月報

− 令和5年1月分(暫定値)−

  令和5年1月に30人以上規模の調査対象事業所の部分入替を行いました。1月は入替え前後の両方の事業所を調査しており、本1月分月報は、入替え前の集計結果(以下「暫定値」)をまとめたものです。入れ替え後の集計結果(以下「確定値」)は、令和5年4月中に公表する予定です(※)。

(※)令和5年1月分結果の利用について
 令和5年1月分結果は確定値をご利用ください。暫定値は、確定値との段差分析等に用いる参考値として公表しています。

<主な動き>

  ・令和5年1月のきまって支給する給与は250,057円で前年同月比1.5%増加となりました。
 ・所定外労働時間は7.5時間で前年同月比5.0%減少となりました。
 ・常用労働者数は430,091人で前年同月比0.6%増加となりました。

    ○賃金、労働時間、雇用の動き(令和2年基準) (Microsoft Excelファイル) 
     (CSVファイル)
       産業別現金給与額と賃金指数
       産業別労働時間数と労働時間指数
       産業別常用労働者数と常用雇用指数

 

統計表 (令和2年基準) (Microsoft Excelファイル)  

賃金の動き

きまって支給する給与は、前年同月比1.5%増加―

 1月の現金給与総額は、規模5人以上で254,434円、前年同月比1.2%増(規模30人以上で281,645円、前年同月比0.1%減)であった。
 そのうち、きまって支給する給与は250,057円、前年同月比1.5%増(規模30人以上で279,042円、前年同月比1.2%増)、特別に支払われた給与は4,377円(規模30人以上で2,603円)であった。
 また、実質賃金指数(現金給与総額)は82.3、前年同月比3.2%減(規模30人以上で81.3、前年同月比4.5%減)となった。

 

労働時間の動き

所定外労働時間は、前年同月比5.0%減少―

 1月の総実労働時間数は規模5人以上で129.4時間、前年同月比1.8%減(規模30人以上で136.4時間、前年同月比1.6%減)であった。
 そのうち、所定内労働時間数は121.9時間、前年同月比1.6%減 (規模30人以上で127.1時間、前年同月比1.6%減)、所定外労働時間数は7.5時間、前年同月比5.0%減(規模30人以上で9.3時間、前年同月比3.1%減)であった。
 所定外労働時間を従業者数の多い3産業についてみると、「製造業」は10.5時間(前年同月比4.5%減)、「卸売業,小売業」は5.3時間(前年同月比1.9%増)、「医療,福祉」は4.3時間(前年同月比6.5%減)であった。

雇用の動き

― 常用労働者数は、前年同月比0.6%増加―
― パートタイム比率は、前年同月より0.3ポイント増加― 

 1月の常用労働者数は、規模5人以上で430,091人、前年同月比0.6%増(規模30人以上で249,897人、前年同月比0.9%減)であった。
 また、常用労働者数中のパートタイム労働者の比率は27.6%で、前年同月より0.3ポイント増(規模30人以上で20.5%、前年同月より0.3ポイント増)となった。
 労働異動率をみると、入職率は1.07%、離職率は1.44%(規模30人以上で入職率1.12%、離職率1.40%)であった。