統計情報ライブラリー/労働毎月勤労統計調査

毎月勤労統計調査 地方調査月報

− 令和4年11月分−

<主な動き>

・令和4年11月のきまって支給する給与は251,393円で前年同月比1.7%増加となりました。
・所定外労働時間は8.9時間で前年同月比0.4%減少となりました。
・常用労働者数は432,822人で前年同月比0.4%増加となりました。

    ○賃金、労働時間、雇用の動き(令和2年基準) (Microsoft Excelファイル) 
     (CSVファイル)
       産業別現金給与額と賃金指数
       産業別労働時間数と労働時間指数
       産業別常用労働者数と常用雇用指数

 

統計表 (令和2年基準) (Microsoft Excelファイル)  

賃金の動き

―きまって支給する給与は、前年同月比1.7%増加

 11月の現金給与総額は、規模5人以上で260,230円、前年同月比0.1%減(規模30人以上で287,919円、前年同月と同水準)であった。
 そのうち、きまって支給する給与は251,393円、前年同月比1.7%増(規模30人以上で278,982円、前年同月比2.9%増)、特別に支払われた給与は8,837円(規模30人以上で8,937円)であった。
 また、実質賃金指数(現金給与総額)は84.7、前年同月比4.5%減(規模30人以上で83.7、前年同月比4.3%減)となった。

 

労働時間の動き

所定外労働時間は、前年同月比0.4%減少―
 11月の総実労働時間数は規模5人以上で141.4時間、前年同月比2.5%減(規模30人以上で148.1時間、前年同月比2.6%減)であった。
 そのうち、所定内労働時間数は132.5時間、前年同月比2.8%減 (規模30人以上で137.3時間、前年同月比3.0%減)、所定外労働時間数は8.9時間、前年同月比0.4%減(規模30人以上で10.8時間、前年同月比3.1%増)であった。
 所定外労働時間を従業者数の多い3産業についてみると、「製造業」は12.5時間(前年同月比8.3%減)、「卸売業,小売業」は6.4時間(前年同月比0.3%増)、「医療,福祉」は5.2時間(前年同月比23.0%増)であった。


雇用の動き
― 常用労働者数は、前年同月比0.4%増加 ―
― パートタイム比率は、前年同月より0.7ポイント増加 ― 
 11月の常用労働者数は、規模5人以上で432,822人、前年同月比0.4%増(規模30人以上で253,016人、前年同月比1.8%減)であった。
 また、常用労働者数中のパートタイム労働者の比率は28.6%で、前年同月より0.7ポイント増(規模30人以上で21.0%、前年同月より0.1ポイント増)となった。
 労働異動率をみると、入職率は1.25%、離職率は1.27%(規模30人以上で入職率0.85%、離職率1.28%)であった。