毎月勤労統計調査

毎月勤労統計調査地方調査月報

－令和4年10月分－

＜主な動き＞

・令和4年10月のきまって支給する給与は252,745円で前年同月比1.8％増加となりました。
・所定外労働時間は8.9時間で前年同月比3.2％増加となりました。
・常用労働者数は432,880人で前年同月比0.2％増加となりました。

　　　 ○賃金、労働時間、雇用の動き（令和２年基準） (Microsoft Excelファイル)　
　　　　　（CSVファイル）
　　　　　　　産業別現金給与額と賃金指数
　　　　　　　産業別労働時間数と労働時間指数
　　　　　　　産業別常用労働者数と常用雇用指数

　

○統計表 (令和２年基準） (Microsoft Excelファイル)　　

賃金の動き
―きまって支給する給与は、前年同月比1.8％増加 ―
　10月の現金給与総額は、規模5人以上で254,448円、前年同月比1.8％増（規模30人以上で279,202円、前年同月比2.1％増）であった。
　そのうち、きまって支給する給与は252,745円、前年同月比1.8％増（規模30人以上で278,229円、前年同月比2.3％増）、特別に支払われた給与は1,703円（規模30人以上で973円）であった。
　また、実質賃金指数（現金給与総額）は83.2、前年同月比2.2％減（規模30人以上で81.5、前年同月比1.9％減）となった。

労働時間の動き
― 所定外労働時間は、前年同月比3.2％増加―
　10月の総実労働時間数は規模5人以上で140.9時間、前年同月比2.5％減（規模30人以上で146.7時間、前年同月比2.7％減）であった。
　そのうち、所定内労働時間数は132.0時間、前年同月比2.8％減 (規模30人以上で136.1時間、前年同月比3.5％減）、所定外労働時間数は8.9時間、前年同月比3.2％増（規模30人以上で10.6時間、前年同月比7.3％増）であった。
　所定外労働時間を従業者数の多い３産業についてみると、「製造業」は12.5時間（前年同月比1.8％減）、「卸売業，小売業」は6.1時間（前年同月比17.6％増）、「医療，福祉」は5.2時間（前年同月比17.4％増）であった。

雇用の動き
― 常用労働者数は、前年同月比0.2％増加 ―
― パートタイム比率は、前年同月より0.8ポイント増加 ―　
　10月の常用労働者数は、規模5人以上で432,880人、前年同月比0.2％増（規模30人以上で253,489人、前年同月比1.9％減）であった。
　また、常用労働者数中のパートタイム労働者の比率は28.5％で、前年同月より0.8ポイント増（規模30人以上で21.4％、前年同月より0.5ポイント増）となった。
　労働異動率をみると、入職率は2.28％、離職率は1.59％（規模30人以上で入職率1.33％、離職率1.14％）であった。