統計情報ライブラリー/労働毎月勤労統計調査

毎月勤労統計調査 地方調査月報

− 令和4年8月分−

<主な動き>

・令和4年8月のきまって支給する給与は252,428円で前年同月比3.2%増加となりました。
・所定外労働時間は8.1時間で前年同月比1.5%減少となりました。
・常用労働者数は428,696人で前年同月比1.0%減少となりました。

    ○賃金、労働時間、雇用の動き(令和2年基準) (Microsoft Excelファイル) 
     (CSVファイル)
       産業別現金給与額と賃金指数
       産業別労働時間数と労働時間指数
       産業別常用労働者数と常用雇用指数

 

統計表 (令和2年基準) (Microsoft Excelファイル)  

賃金の動き

―きまって支給する給与は、前年同月比3.2%増加

 8月の現金給与総額は、規模5人以上で269,367円、前年同月比3.2%増(規模30人以上で294,550円、前年同月比3.7%増)であった。
 そのうち、きまって支給する給与は252,428円、前年同月比3.2%増(規模30人以上で280,003円、前年同月比3.7%増)、特別に支払われた給与は16,939円(規模30人以上で14,547円)であった。
 また、実質賃金指数(現金給与総額)は88.8、前年同月比0.1%減(規模30人以上で86.7、前年同月比0.5%増)となった。

 

労働時間の動き

所定外労働時間は、前年同月比1.5%減少―
 8月の総実労働時間数は規模5人以上で136.1時間、前年同月比1.6%増(規模30人以上で142.5時間、前年同月比0.9%増)であった。
 そのうち、所定内労働時間数は128.0時間、前年同月比1.8%増 (規模30人以上で132.7時間、前年同月比1.3%増)、所定外労働時間数は8.1時間、前年同月比1.5%減(規模30人以上で9.8時間、前年同月比1.8%減)であった。
 所定外労働時間を従業者数の多い3産業についてみると、「製造業」は11.6時間(前年同月比10.9%減)、「卸売業,小売業」は6.0時間(前年同月比3.7%増)、「医療,福祉」は5.1時間(前年同月比2.7%減)であった。


雇用の動き
― 常用労働者数は、前年同月比1.0%減少 ―
― パートタイム比率は、前年同月より1.0ポイント減少 ― 
 8月の常用労働者数は、規模5人以上で428,696人、前年同月比1.0%減(規模30人以上で254,087人、前年同月比2.1%減)であった。
 また、常用労働者数中のパートタイム労働者の比率は27.2%で、前年同月より1.0ポイント減(規模30人以上で20.2%、前年同月より1.2ポイント減)となった。
 労働異動率※をみると、入職率は1.14%、離職率は1.33%(規模30人以上で入職率1.06%、離職率1.11%)であった。