統計情報ライブラリー/労働毎月勤労統計調査

毎月勤労統計調査 地方調査月報

− 令和4年6月分−

<主な動き>

・令和4年6月のきまって支給する給与は251,987円で前年同月比2.6%増加となりました。
・所定外労働時間は8.5時間で前年同月比8.7%増加となりました。
・常用労働者数は431,891人で前年同月比0.7%減少となりました。

    ○賃金、労働時間、雇用の動き(令和2年基準) (Microsoft Excelファイル) 
     (CSVファイル)
       産業別現金給与額と賃金指数
       産業別労働時間数と労働時間指数
       産業別常用労働者数と常用雇用指数

 

統計表 (令和2年基準) (Microsoft Excelファイル)  

賃金の動き

―きまって支給する給与は、前年同月比2.6%増加

 6月の現金給与総額は、規模5人以上で374,303円、前年同月比2.2%増(規模30人以上で447,801円、前年同月比2.7%増)であった。
 そのうち、きまって支給する給与は251,987円、前年同月比2.6%増(規模30人以上で280,161円、前年同月比3.8%増)、特別に支払われた給与は122,316円(規模30人以上で167,640円)であった。
 また、実質賃金指数(現金給与総額)は124.5、前年同月比0.9%減(規模30人以上で132.9、前年同月比0.3%減)となった。

 

労働時間の動き

所定外労働時間は、前年同月比8.7%増加―
 6月の総実労働時間数は規模5人以上で145.6時間、前年同月比0.3%増(規模30人以上で152.1時間、前年同月比0.2%減)であった。
 そのうち、所定内労働時間数は137.1時間、前年同月比0.2%減 (規模30人以上で142.0時間、前年同月比0.7%減)、所定外労働時間数は8.5時間、前年同月比8.7%増(規模30人以上で10.1時間、前年同月比7.6%増)であった。
 所定外労働時間を従業者数の多い3産業についてみると、「製造業」は11.8時間(前年同月比1.8%減)、「卸売業,小売業」は5.6時間(前年同月比14.6%増)、「医療,福祉」は4.2時間(前年同月比19.0%増)であった。


雇用の動き
― 常用労働者数は、前年同月比0.7%減少 ―
― パートタイム比率は、前年同月より1.1ポイント増加 ― 
 6月の常用労働者数は、規模5人以上で431,891人、前年同月比0.7%減(規模30人以上で256,360人、前年同月比1.3%減)であった。
 また、常用労働者数中のパートタイム労働者の比率は27.9%で、前年同月より1.1ポイント増(規模30人以上で20.5%、前年同月より0.3ポイント減)となった。
 労働異動率をみると、入職率は1.83%、離職率は1.91%(規模30人以上で入職率1.44%、離職率1.09%)であった。