統計情報ライブラリー/労働毎月勤労統計調査

毎月勤労統計調査 地方調査月報

− 令和4年5月分−

<主な動き>

・令和4年5月のきまって支給する給与は247,716円で前年同月比1.3%増加となりました。
・所定外労働時間は8.2時間で前年同月比6.1%増加となりました。
・常用労働者数は430,409人で前年同月比0.8%減少となりました。

    ○賃金、労働時間、雇用の動き(令和2年基準) (Microsoft Excelファイル) 
     (CSVファイル)
       産業別現金給与額と賃金指数
       産業別労働時間数と労働時間指数
       産業別常用労働者数と常用雇用指数

 

統計表 (令和2年基準) (Microsoft Excelファイル)  

賃金の動き

―きまって支給する給与は、前年同月比1.3%増加

 5月の現金給与総額は、規模5人以上で250,734円、前年同月比1.7%増(規模30人以上で279,982円、前年同月比3.9%増)であった。
 そのうち、きまって支給する給与は247,716円、前年同月比1.3%増(規模30人以上で276,496円、前年同月比3.2%増)、特別に支払われた給与は3,018円(規模30人以上で3,486円)であった。
 また、実質賃金指数(現金給与総額)は83.6、前年同月比1.3%減(規模30人以上で83.3、前年同月比0.8%増)となった。

 

労働時間の動き

所定外労働時間は、前年同月比6.1%増加―
 5月の総実労働時間数は規模5人以上で134.0時間、前年同月と同水準(規模30人以上で139.6時間、前年同月比0.8%減)であった。
 そのうち、所定内労働時間数は125.8時間、前年同月比0.3%減 (規模30人以上で129.9時間、前年同月比1.2%減)、所定外労働時間数は8.2時間、前年同月比6.1%増(規模30人以上で9.7時間、前年同月比4.5%増)であった。
 所定外労働時間を従業者数の多い3産業についてみると、「製造業」は11.0時間(前年同月比2.1%減)、「卸売業,小売業」は5.8時間(前年同月比18.7%増)、「医療,福祉」は4.9時間(前年同月比5.7%増)であった。


雇用の動き
― 常用労働者数は、前年同月比0.8%減少 ―
― パートタイム比率は、前年同月より1.4ポイント増加 ― 
 5月の常用労働者数は、規模5人以上で430,409人、前年同月比0.8%減(規模30人以上で252,889人、前年同月比2.4%減)であった。
 また、常用労働者数中のパートタイム労働者の比率は27.9%で、前年同月より1.4ポイント増(規模30人以上で20.3%、前年同月より0.3ポイント減)となった。
 労働異動率をみると、入職率は1.77%、離職率は1.60%(規模30人以上で入職率1.26%、離職率1.27%)であった。