統計情報ライブラリー/労働毎月勤労統計調査

毎月勤労統計調査 地方調査月報

− 令和4年4月分−

<主な動き>

・令和4年4月のきまって支給する給与は253,722円で前年同月比2.2%増加となりました。
・所定外労働時間は8.9時間で前年同月比3.2%増加となりました。
・常用労働者数は431,431人で前年同月比0.5%減少となりました。

    ○賃金、労働時間、雇用の動き(令和2年基準) (Microsoft Excelファイル) 
     (CSVファイル)
       産業別現金給与額と賃金指数
       産業別労働時間数と労働時間指数
       産業別常用労働者数と常用雇用指数

 

統計表 (令和2年基準) (Microsoft Excelファイル)  

賃金の動き

―きまって支給する給与は、前年同月比2.2%増加

 4月の現金給与総額は、規模5人以上で261,622 円、前年同月比1.6%増(規模30人以上で286,398 円、前年同月比0.5%増)であった。
 そのうち、きまって支給する給与は253,722 円、前年同月比2.2%増(規模30人以上で281,892 円、前年同月比3.5%増)、特別に支払われた給与は7,900 円(規模30人以上で4,506 円)であった。
 また、実質賃金指数(現金給与総額)は87.4、前年同月比1.4%減(規模30人以上で85.3、前年同月比2.5%減)となった。

 

労働時間の動き

所定外労働時間は、前年同月比3.2%増加―
 4月の総実労働時間数は規模5人以上で146.5時間、前年同月比0.9%減(規模30人以上で152.4時間、前年同月比2.2%減)であった。
 そのうち、所定内労働時間数は137.6時間、前年同月比1.1%減 (規模30人以上で141.8時間、前年同月比2.5%減)、所定外労働時間数は8.9時間、前年同月比3.2%増(規模30人以上で10.6時間、前年同月比4.1%増)であった。
 所定外労働時間を従業者数の多い3産業についてみると、「製造業」は12.3時間(前年同月比1.4%増)、「卸売業,小売業」は6.5時間(前年同月比3.5%増)、「医療,福祉」は4.4時間(前年同月比0.7%減)であった。


雇用の動き
― 常用労働者数は、前年同月比0.5%減少 ―
― パートタイム比率は、前年同月より1.8ポイント増加 ― 
 4月の常用労働者数は、規模5人以上で431,431人、前年同月比0.5%減(規模30人以上で254,549人、前年同月比1.6%減)であった。
 また、常用労働者数中のパートタイム労働者の比率は28.0%で、前年同月より1.8ポイント増(規模30人以上で21.0%、前年同月より0.5ポイント増)となった。
 労働異動率をみると、入職率は5.33%、離職率は3.45%(規模30人以上で入職率5.50%、離職率3.17%)であった。