毎月勤労統計調査

毎月勤労統計調査地方調査月報

－令和３年12月分－

＜主な動き＞

・令和3年12月のきまって支給する給与は247,965円で前年同月比0.7％増加となりました。
　・所定外労働時間は9.0時間で前年同月比5.9％増加となりました。
　・常用労働者数は417,858人で前年同月比1.3％減少となりました。

　　　 ○賃金、労働時間、雇用の動き（平成27年基準） (Microsoft Excelファイル)　
　　　　　（CSVファイル）
　　　　　　　産業別現金給与額と賃金指数
　　　　　　　産業別労働時間数と労働時間指数
　　　　　　　産業別常用労働者数と常用雇用指数

　

○統計表 (平成27年基準） (Microsoft Excelファイル)　　

賃金の動き

― きまって支給する給与は、前年同月比0.7％増加―

　　12月の現金給与総額は、規模5人以上で503,495円、前年同月比1.5％減（規模30人以上で592,632円、前年同月比1.2％減）であった。
　そのうち、きまって支給する給与は247,965円、前年同月比0.7％増（規模30人以上で270,798円、前年同月比0.3％減）、特別に支払われた給与は255,530円（規模30人以上で321,834円）であった。
　また、実質賃金指数（現金給与総額）は160.4、前年同月比3.4％減（規模30人以上で172.6、前年同月比3.0％減）となった。

労働時間の動き

―所定外労働時間は、前年同月比5.9％増加―

　12月の総実労働時間数は規模5人以上で142.1時間、前年同月比1.5％増（規模30人以上で147.9時間、前年同月比0.9％増）であった。
　そのうち、所定内労働時間数は133.1時間、前年同月比1.2％増 (規模30人以上で137.2時間、前年同月比0.4％増）、所定外労働時間数は9.0時間、前年同月比5.9％増（規模30人以上で10.7時間、前年同月比6.1％増）であった。
　所定外労働時間を従業者数の多い３産業についてみると、「製造業」は14.0時間（前年同月比22.7％増）、「卸売業，小売業」は6.5時間（前年同月比3.0％減）、「医療，福祉」は4.4時間（前年同月と同水準）であった。

雇用の動き

― 常用労働者数は、前年同月比1.3％減少―
― パートタイム比率は、前年同月より0.7ポイント増加―　

　12月の常用労働者数は、規模5人以上で417,858人、前年同月比1.3％減（規模30人以上で246,966人、前年同月比1.0％減）であった。
　また、常用労働者数中のパートタイム労働者の比率は28.4％で、前年同月より0.7ポイント増（規模30人以上で21.9％、前年同月より0.6ポイント増）となった。
　労働異動率をみると、入職率は1.18％、離職率は1.37％（規模30人以上で入職率0.93％、離職率1.22％）であった。