毎月勤労統計調査

毎月勤労統計調査地方調査月報

－令和３年９月分－

＜主な動き＞

・令和3年9月のきまって支給する給与は244,851円で前年同月と同水準となりました。
　・所定外労働時間は8.3時間で前年同月比5.1％増加となりました。
　・常用労働者数は422,100人で前年同月比0.1％増加となりました。

　　　 ○賃金、労働時間、雇用の動き（平成27年基準） (Microsoft Excelファイル)　
　　　　　（CSVファイル）
　　　　　　　産業別現金給与額と賃金指数
　　　　　　　産業別労働時間数と労働時間指数
　　　　　　　産業別常用労働者数と常用雇用指数

　

○統計表 (平成27年基準） (Microsoft Excelファイル)　　

賃金の動き

― きまって支給する給与は、前年同月と同水準―

　9月の現金給与総額は、規模5人以上で252,678円、前年同月比0.6％増（規模30人以上で281,672円、前年同月比2.5％増）であった。
　そのうち、きまって支給する給与は244,851円、前年同月と同水準（規模30人以上で269,319円、前年同月比0.4％増）、特別に支払われた給与は7,827円（規模30人以上で12,353円）であった。
　また、実質賃金指数（現金給与総額）は80.6、前年同月比0.2％減（規模30人以上で82.1、前年同月比1.6％増）となった。

労働時間の動き

―所定外労働時間は、前年同月比5.1％増加―

　9月の総実労働時間数は規模5人以上で139.8時間、前年同月比1.3％減（規模30人以上で146.2時間、前年同月比0.5％減）であった。
　そのうち、所定内労働時間数は131.5時間、前年同月比1.8％減 (規模30人以上で136.6時間、前年同月比1.1％減）、所定外労働時間数は8.3時間、前年同月比5.1％増（規模30人以上で9.6時間、前年同月比9.1％増）であった。
　所定外労働時間を従業者数の多い３産業についてみると、「製造業」は12.6時間（前年同月比35.3％増）、「卸売業，小売業」は6.0時間（前年同月比5.3％増）、「医療，福祉」は4.7時間（前年同月比14.7％増）であった。

雇用の動き

― 常用労働者数は、前年同月比0.1％増加―
― パートタイム比率は、前年同月より0.3ポイント増加―　

　9月の常用労働者数は、規模5人以上で422,100人、前年同月比0.1％増（規模30人以上で251,358人、前年同月比0.8％増）であった。
　また、常用労働者数中のパートタイム労働者の比率は27.7％で、前年同月より0.3ポイント増加（規模30人以上で20.9％、前年同月と同水準）となった。
　労働異動率をみると、入職率は1.16％、離職率は1.37％（規模30人以上で入職率0.79％、離職率0.89％）であった。