統計情報ライブラリー/労働毎月勤労統計調査

毎月勤労統計調査 地方調査月報

− 令和3年7月分−

<主な動き>

  令和3年7月のきまって支給する給与は247,975円で前年同月比1.4%増加となりました。
 ・所定外労働時間は8.4時間で前年同月比15.0%増加となりました。
 ・常用労働者数は422,548人で前年同月比0.4%増加となりました。

    ○賃金、労働時間、雇用の動き(平成27年基準) (Microsoft Excelファイル) 
     (CSVファイル)
       産業別現金給与額と賃金指数
       産業別労働時間数と労働時間指数
       産業別常用労働者数と常用雇用指数

 

統計表 (平成27年基準) (Microsoft Excelファイル)  

賃金の動き

きまって支給する給与は、前年同月比1.4%増加―

  7月の現金給与総額は、規模5人以上で361,799円、前年同月比1.4%減(規模30人以上で401,427円、前年同月比2.8%減)であった。
 そのうち、きまって支給する給与は247,975円、前年同月比1.4%増(規模30人以上で271,122円、前年同月比1.0%増)、特別に支払われた給与は113,824円(規模30人以上で130,305円)であった。
 また、実質賃金指数(現金給与総額)は116.5、前年同月比1.3%減(規模30人以上で118.2、前年同月比2.7%減)となった。

 

労働時間の動き

所定外労働時間は、前年同月比15.0%増加―

 7月の総実労働時間数は規模5人以上で145.1時間、前年同月比1.1%増(規模30人以上で152.6時間、前年同月比1.5%増)であった。
 そのうち、所定内労働時間数は136.7時間、前年同月比0.3%増 (規模30人以上で142.6時間、前年同月比0.2%増)、所定外労働時間数は8.4時間、前年同月比15.0%増(規模30人以上で10.0時間、前年同月比21.9%増)であった。
 所定外労働時間を従業者数の多い3産業についてみると、「製造業」は12.7時間(前年同月比56.7%増)、「卸売業,小売業」は5.8時間(前年同月比3.3%減)、「医療,福祉」は4.7時間(前年同月比17.5%増)であった。

雇用の動き

― 常用労働者数は、前年同月比0.4%増加―
― パートタイム比率は、前年同月より0.7ポイント増加― 

 7月の常用労働者数は、規模5人以上で422,548人、前年同月比0.4%増(規模30人以上で251,245人、前年同月比0.4%増)であった。
 また、常用労働者数中のパートタイム労働者の比率は27.6%で、前年同月より0.7ポイント増加(規模30人以上で21.0%、前年同月より0.3ポイント増)となった。
 労働異動率をみると、入職率は1.16%、離職率は1.29%(規模30人以上で入職率1.18%、離職率1.32%)であった。