世帯数と世帯人員について


富山県の一般世帯数は382,431世帯で、前回調査に比べ12,201世帯の増加
 一般世帯の1世帯当たり人員は2.79人で、全国第4位

 平成22年10月1日現在の富山県の総世帯数は383,439世帯で、うち施設等の世帯を除く一般世帯数は382,431世帯で、前回調査に比べ12,201世帯、3.3%増加しています。

 一般世帯の1世帯当たり人員は、2.79人と前回調査に比べ0.14人減少しましたが、すべての都道府県で減少しており、世帯規模の減少傾向は全国的なものといえます。なお、本県の1世帯当たり人員は前回同様全国で4番目に多い人員となっています。

  一般世帯数の推移を昭和55年以降についてみると、一貫して増加しています。一方、一般世帯の1世帯当たり人員の推移をみると、一貫して減少しています。(表10)


10 世帯数及び世帯人員の推移(昭和55年〜平成22年)



 一般世帯数を市町村別にみると、富山市が158,833世帯と最も多く、県の総一般世帯数の4割を占めています。平成17年と比べると、舟橋村が10.6%と最も増加率が高く、次いで富山市が5.3%増、砺波市が5.0%増などとなっています。一方、朝日町が3.5%と最も減少率が高くなっています。

 また、一般世帯の1世帯当たり人員を市町村別にみると、小矢部市と舟橋村が並んで3.25人と最も多く、次いで南砺市が3.17人、砺波市が3.12人などとなっています。平成17年と比べると、すべての市町村で平成17年より減少しています。(表11)


11 市町村別世帯数及び世帯人員(平成17年、22年)



 一般世帯数を世帯人員別にみると、最も多いのは2人世帯で99,295世帯(一般世帯の26%)、次いで1人世帯が92,449世帯(同24.2%)などとなっています。また、3人以上の世帯では世帯人員が多くなるほど世帯数は少なくなっています。

 平成17〜22年の増減をみると、1人世帯が最も増加率が高く14.5%となっており、世帯人員が3人以下の世帯ではいずれも増加しているのに対し、世帯人員が4人以上の世帯ではいずれも減少しており、特に6人以上の世帯では10%以上減少しています。(表12)


12 世帯人員別一般世帯数の推移(平成7年〜22年)