平成17年国勢調査
第1次基本集計結果(確報値)の概要
− 富山県の人口は、1,111,729人、世帯数は371,815世帯に確定 −
(平成17年10月1日現在)
     
経営管理部統計調査課
 

  総務省から、本日( 9月28日(木))、「平成17年国勢調査第1次基本集計結果」が公表されました。その概要は、次のとおりです。

 なお、総務省では、集計が終了した都道府県から順次公表(今回で31県)しており、全国及び全都道府県別の集計結果は、本年10月下旬頃に公表される予定です。


1 総人口


 平成17年10月1日現在の富山県の総人口は1,111,729人で、前回調査(平成12年)に比べ、9,122人0.8%減少している。
 なお、9月28日までに公表された31県の人口増減率(平均)は0.91%の減少となっており、増加したのは7県で、増加率の最も大きいのは沖縄県の3.29%、減少したのは24県で、減少率の最も大きいのは秋田県の△3.68%であった。
また、公表された31県のうち人口が減少した県は24県で、本県は、この24県中、減少率の大きい順で21位となっている。


2 男女別人口


 人口を男女別にみると、男性が535,617人、女性が576,112人で、女性が 40,495人多く、人口性比(女性100人に対する男性の数)は93.0となっており、平成12年と同じである。


3 市町村別人口(現在の15市町村を基準に比較)


 人口を市町村別にみると、富山市が421,239人で最も多く、次いで高岡市が181,229人で、両市で総人口の54.2%を占めている。また、平成12年に比べて6市町村で増加、9市町で減少している。
・増加市町村:富山市、滑川市、砺波市、射水市、立山町、舟橋村
・減少市町:高岡市、魚津市、氷見市、黒部市、小矢部市、南砺市、上市町、入善町、朝日町
 人口増加数が大きいのは、砺波市1,337人、射水市706人、滑川市639人の順となっており、人口増加率では舟橋村24.2%、砺波市2.8%、滑川市1.9%の順となっている。
 また、人口減少数が大きいのは、高岡市△4,453人、氷見市△2,185人、南砺市△2,042人の順になっており、人口減少率では、朝日町△7.6%、氷見市△3.9%、南砺市△3.4%の順となっている。


4 年齢別人口


 人口を年齢別にみると、年少人口(15歳未満人口)は149,545人(県人口の13.5%)、 生産年齢人口(15歳以上65歳未満人口)は702,924人(同63.2%)、老年人口(65歳以上人口)は258,317人(同23.2%)となっている。
 これを平成12年と比べると、年少人口は0.5ポイント低下、生産年齢人口は2.0ポイント低下、老年人口は2.4ポイント上昇している。


5 配偶関係


 25〜34歳の未婚率をみると、25〜29歳は、 男性が68.8%、女性が54.6%と、平成12年に比べそれぞれ3.2ポイント、5.3ポイント上昇している。 また、30〜34歳は、男性が43.5%、女性が26.8%と、平成12年に比べそれぞれ5.0ポイント、6.0ポイント上昇している


6 外国人


 県内に在住する外国人は10,587人で、平成12年に比べ3,526人、49.9%増加している。 国籍別にみると、最も多いのはブラジル人(3,530人)で、平成12年に比べ847人、31.6%増加している。また、増加率の最も高いのは中国人(3,342人)で、平成12年に比べ2,007人、 150.3%増加している。
(国籍別外国人)
 @ブラジル 3,530人 A中国 3,342人 Bフィリピン 1,184人
 C韓国・朝鮮 1,154人 Dその他 1,377人


7 世帯の状況


 富山県の世帯数は371,815世帯で、施設等の世帯(学生寮、病院、老人ホーム等の施設に入所する世帯)を除く一般世帯数は370,230世帯であり、平成12年に比べ13,869世帯、3.9%増加している。 世帯人員別にみると、最も多いのは2人世帯で92,251世帯(一般世帯の24.9%)、増加率の最も高いのは1人世帯(80,770世帯)で、平成12年に比べ13.7%増加している。
 また、一般世帯の1世帯当たり人員は2.93人で、平成12年に比べ0.16人減少している。


8 世帯の家族類型


 世帯の家族類型をみると、一般世帯のうち、核家族世帯は197,782世帯(一般世帯の53.4%)で、平成12年に比べ6.1%増加している。また、夫婦のみの世帯は68,647世帯(同18.5%)、夫婦と子供から成る世帯は100,349世帯(同27.1%)で、平成12年に比べそれぞれ9.2%、1.6%増加している。
 また、単独世帯は80,770世帯(同21.8%)で、平成12年に比べ13.7%増加している。


  高齢親族世帯


 65歳以上の高齢親族のいる一般世帯は、167,894世帯(一般世帯の45.3%)で、平成12年に比べ12,995世帯、8.4%増加している。また、高齢単身世帯は25,255世帯(高齢親族のいる世帯の15.0%)、高齢夫婦世帯は34,286世帯(同20.4%)で、平成12年に比べそれぞれ26.7%、21.9%増加している。


10  住宅の状況


 住宅の状況をみると、住宅に住む一般世帯の持ち家率は79.1%で、平成12年(79.3%)に比べ0.2ポイント低下している。また、住宅に住む一般世帯の1世帯当たり延べ面積は146.3uで、平成12年(146.4u)に比べ0.1u狭くなっている。


(参考)
富山県の人口ピラミッド
国勢調査人口、世帯数の推移
年齢3区分別人口構成比の推移
市町村別、男女別人口及び世帯数

 
【主な集計内容】 (全国結果公表予定)
第1次基本集計 人口、世帯及び住居並びに高齢者世帯、外国人に関する結果 
平成18年10月
第2次基本集計 労働力状態、就業者の産業別構成等に関する結果 
平成19年1月
第3次基本集計 就業者の職業別構成、母子世帯等の状況に関する結果 
平成19年12月