５．付加価値額 -前年比▲6.6％減-

　付加価値額は、１兆4,363億円と、前年に比べ1,015億円減少（前年比▲6.6％減）した。

（１）業種別

　業種別（産業中分類別）にみると、増加したのは一般機械（前年差143億円増、前年比7.7％増）、家具・装備品（同120億円増、同126.6％増）など9業種であった。一方、減少したのは、化学（前年差▲392億円減、前年比▲12.2％減）、金属製品（同▲261億円減、同▲14.5％減）、鉄鋼（同▲214億円減、同▲38.2％減）など15業種であった（表８、図９）。

なお、製造品出荷額等、付加価値額ともに増加したのは、9業種であった。（表６、表８）。

　業種別構成比をみると、化学が2,826億円で19.7％（前年20.9％）を占め、以下、電子部品が2,298億円で16.0％（同16.3％）、一般機械が1,995億円で13.9％（同12.0％）、金属製品が1,532億円で10.7％（同11.7％）、プラスチックが791億円で5.5％（同5.0％）と、この上位5業種で付加価値額の65.7％（同65.9％）を占めている（表８､図９）。

（２）従業者規模別

　

　従業者規模別にみると、30～299人規模が49.1％（前年44.7％）、300人以上規模が37.8％（同42.8％）、4～29人規模が13.1％（同12.5％）であった（表９、図１０）。