　新川地域、砺波地域は電子部品、富山地域は化学、高岡・射水地域は金属製品が中心となっている（表12）。

（１）事業所数

　事業所数は、高岡・射水地域が1,348事業所（構成比38.3％）と最も多く、以下、富山地域が1,255事業所（同35.7％）、砺波地域が506事業所（同14.4％）、新川地域が407事業所（同11.6％）となった。

　前年に比べ、砺波地域で9事業所増加（前年比1.8％増）したほか、高岡・射水地域が6事業所の増加（同0.4％増）、富山地域が3事業所の増加（同0.2％増）で、3つの地域で増加した（表12、図13）。

（２）従業者数

　従業者数は、富山地域が50,246人（構成比40.6％）と最も多く、以下、高岡・射水地域が40,950人（同33.1％）、新川地域が18,348人（同14.8％）、砺波地域が14,346人（同11.6％）となった。

　前年に比べ、高岡・射水地域で761人増加（前年比1.9％増）、富山地域が148人の増加（同0.3％増）となり、新川地域が▲83人の減少（同▲0.5％減）、砺波地域が▲465人の減少（同▲3.1％減）となった（表13、図13）。

（３）製造品出荷額等

　製造品出荷額等は、富山地域が１兆4,984億円（構成比41.7％）と最も多く、以下、高岡・射水地域が１兆1,688億円（同32.6％）、砺波地域が4,678億円（同13.0％）、新川地域が4,544億円（同12.7％）となった。

　前年に比べ、富山地域が730億円の増加（前年比5.1％増）、高岡・射水地域が470億円の増加（同4.2％増）、新川地域が59億円の増加（同1.3％増）と３地域で増加したが、砺波地域が▲468億円の減少（同▲9.1％減）と減少した（表13、図13）。