統計情報ライブラリー/産業工業統計調査
8.地域別の動き ― 製造品出荷額等は3つの地域で増加 ―

              

 新川地域、砺波地域は電子部品、富山地域は化学、高岡・射水地域は金属製品が中心となっている(表12)。

 

(1)事業所数

 事業所数は、高岡・射水地域が1,342事業所(構成比38.4%)と最も多く、以下、富山地域が1,253事業所(同35.8%)、砺波地域が496事業所(同14.2%)、新川地域が407事業所(同11.6%)となった。

 前年に比べ、高岡・射水地域で▲132事業所減少(前年比▲9.0%減)したほか、富山地域が▲72事業所の減少(同▲5.4%減)、砺波地域が▲29事業所の減少(同▲5.5%減)、新川地域が▲16事業所の減少(同▲3.8%減)で、すべての地域で減少した(表13、図13)。

 

(2)従業者数

 従業者数は、富山地域が50,125人(構成比40.6%)と最も多く、以下、高岡・射水地域が40,189人(同32.5%)、新川地域が18,431人(同14.9%)、砺波地域が14,784人(同12.0%)となった。

 前年に比べ、富山地域で427人増加(前年比0.9%増)したが、高岡・射水地域が▲1,734人の減少(同▲4.1%減)、以下、新川地域が▲616人の減少(同▲3.2%減)、砺波地域が▲30人の減少(同▲0.2%減)となり、3地域で減少した(表13、図13)。

 

(3)製造品出荷額等

 製造品出荷額等は、富山地域が1兆4,258億円(構成比40.6%)と最も多く、以下、高岡・射水地域が1兆1,217億円(同32.0%)、砺波地域が5,143億円(同14.7%)、新川地域が4,484億円(同12.8%)となった。

 前年に比べ、富山地域が1,102億円の増加(前年比8.4%増)、砺波地域が196億円の増加(同4.0%増)、新川地域が49億円の増加(同1.1%増)と3地域で増加したが、高岡・射水地域が▲292億円の減少(同▲2.5%減)と減少した(表13、図13)。