統計情報ライブラリー/産業工業統計調査
3.従業者数   ―前年比▲1.6%の減―

 

 従業者数は、123,529人と、前年に比べ▲1,953人減少(前年比▲1.6%減)した。

(1)業種別

 業種別(産業中分類別)にみると、減少したのは、金属製品(前年差▲1,524人減、前年比▲7.2%減)、食料品(同▲326人減、同▲3.4%減)、電子部品(同▲292人減、同▲2.4%減)など12業種(前年14業種)であった。一方、増加したのは、一般機械(前年差1,090人増、前年比7.8%増)、鉄鋼(同275人増、同9.2%増)、輸送機械(同245人増、同5.2%増)など10業種(前年10業種)であった(表4、図5)。

 

  業種別構成比をみると、金属製品が19,619人で15.9%(前年16.8%)と最も高く、以下、一般機械が14,980人で12.1%(同11.1%)、電子部品が11,808人で9.6%(同9.6%)、次いで化学、プラスチックと、この上位5業種で54.0%(同53.8%)を占めている(表4、図5)。

  

(2)従業者規模別     

 従業者規模別の構成比をみると、30〜299人規模が49.5%(前年48.7%)で、300人以上規模が25.5%(同25.7%)、4〜29人規模が24.9%(同25.6%)であった(表5、図6)。

  

 

(3)1事業所当たり従業者数

 1事業所当たり従業者数は、35.3人で、前年に比べ1.8人(前年比5.4%増)の増加となった。業種別にみると、電子部品が90.8人(前年90.3人)と最も多く、以下、化学が81.7人(同80.8人)、精密機械77.8人(同75.2人)となった(表4)。