統計情報ライブラリー/産業工業統計調査
5.付加価値額  ―前年比▲0.7%減―

 

 付加価値額は、1兆5,336億円と、前年に比べ▲104億円減少(前年比▲0.7%減)した。

 

(1)業種別

 業種別(産業中分類別)にみると、増加したのは化学(前年差212億円増、前年比7.7%増)、その他の製造業(同184億円増、同38.6%増)など14業種であった。一方、減少したのは、金属製品(前年差▲854億円減、前年比▲31.1%減)、飲料・飼料(同▲53億円減、同▲30.6%減)、木材・木製品(同▲34億円減、同▲8.6%減)など10業種であった(表8、図9)。

なお、製造品出荷額等、付加価値額ともに増加したのは、化学、一般機械など13業種であった(表6、表8)。

 業種別構成比をみると、電子部品が2,985億円で19.5%(前年18.8%)を占め、以下、化学が2,965億円で19.3%(同17.8%)、金属製品が1,896億円で12.4%(同17.8%)、一般機械が1,538億円で10.0%(同8.8%)、プラスチックが718億円で4.7%(同4.1%)と、この上位5業種で付加価値額の65.9%(同67.6%)を占めている(表8、図9)。

 

 

(2)従業者規模別

 

  従業者規模別にみると、30〜299人規模が48.8%(前年47.5%)、300人以上規模が38.8%(同39.7%)、4〜29人規模が12.4%(同12.8%)であった(表9、図10)。