統計情報ライブラリー/産業工業統計調査
1 平成30年工業統計調査結果(速報)の概況
       (従業者4人以上の事業所)
 

 

1 事業所数     ≪前年比▲1.3%、2年連続の減少≫

事業所数は2,681事業所、前年比▲1.3%(▲36事業所)で2年連続の減少となった。

産業(中分類24産業)別では、金属製品、生産用機械、食料品など11産業が減少し、化学、飲料・飼料など8産業が増加し、木材・木製品など5産業が前年同数となった。構成比では、金属製品17.4%、食料品12.1%、生産用機械11.7%、プラスチック8.0%、繊維5.6%と、この上位5産業で54.8%を占めている。


2 従業者数     前年比▲0.0%、5回ぶりの減少≫

従業者数は124,277人、前年比▲0.0%(▲51人)で5回ぶりの減少となった。

産業別では、電子部品、食料品、繊維など10産業が減少し、生産用機械、化学など14産業が増加した。構成比では、金属製品15.4%、化学11.9%、生産用機械11.9%、電子部品7.4%、食料品7.3%と、この上位5産業で54.0%を占めている。


3 製造品出荷額等  
≪前年比+4.5%、2年ぶりの増加≫

製造品出荷額等は3兆8,407億円、前年比+4.5%(+1,636億円)2年ぶりの増加となった。

  産業別では、生産用機械、電子部品、鉄鋼など12産業が増加し、輸送機械、プラスチックなど12産業が減少した。構成比では、化学19.1%、生産用機械13.7%、金属製品10.5%、電子部品9.7%、非鉄金属9.7%と、この上位5産業で62.7%を占めている。


4 付加価値額
    ≪前年比+4.5%、2年ぶりの増加≫

 付加価値額は1兆3,527億円、前年比+4.5%(+588億円)で2年ぶりの増加となった。

 産業別では、生産用機械、電子部品、非鉄金属など15産業が増加し、化学、パルプ・紙など9産業が減少した。構成比では、化学20.3%、生産用機械13.1%、電子部品13.1%、金属製品11.2%、非鉄金属5.4%と、この上位5産業で63.0%を占めている。


5 現金給与総額
    前年比+2.3%≫

現金給与総額は5,448億円で、前年比+2.3%(+121億円)となった。


6 有形固定資産投資総額
(従業者30人 以上の事業所)  前年比+18.3%≫

 有形固定資産投資総額は2,470億円で、前年比+18.3%(+383億円)となった。

 産業別では、電子部品、飲料・飼料、化学など産業が増加し、その他、窯業・土石など13産業が減少した(3産業は秘匿値又は該当数値なし)


7 地域別の動き
    製造品出荷額等は3つの地域で増加≫ 

事業所数は、前年に比べ高岡・射水地域、砺波地域、富山地域で減少した

従業者数は、前年に比べ砺波地域、富山地域で減少し、高岡・射水地域、新川地域は増加した

製造品出荷額等は、前年に比べ富山地域、砺波地域、高岡・射水地域で増加した。
付加価値額は、前年に比べ全ての地域で増加した。