統計情報ライブラリー/産業工業統計調査

3.従業者数(従業者4人以上の事業所)
―前年比+0.5%、5回連続の増加―

 

     従業者数は124,909人、前年比+0.5%(+581人)で5回連続の増加となった。


(1)
  産業別

 産業中分類別に前年比(寄与度順)をみると24産業中、生産用機械(前年比+5.0%、+708人)、はん用機械(同+5.9%、+168人)、鉄鋼(同+2.8%、+123人)など14産業が増加し、電子部品(同▲3.4%、▲327人)、食料品(同▲2.7%、▲251人)など9産業が減少し、金属製品の1産業が前年同数となった(表5、図5)

 産業別構成比をみると、金属製品15.4%(19,237人)、生産用機械12.0%(14,962人)、化学11.9%(14,817人)、電子部品7.4%(9,274人)、食料品7.3%(9,062人)と、この上位5産業で53.9%を占めている(表5、図 5)



(2) 従業者規模別                   

   従業者規模別でみると、従業者4〜29人が23,893人(構成比19.1%)、従業者30〜299人が61,966人(同49.6%)、従業者300人以上が39,050人(同31.3%)となっている(表6、図6)。

図6


(3) 1事業所当たり従業者数

     1事業所当たり従業者数は、46.3人(前年比+1.1%)となった。産業別でみると、化学が120.5人、電子部品が115.9人と多くなっている(表5)

表5,表6 

 

(4) 性別の従業者数

 性別でみると、男性84,351人(構成比67.5%)、女性40,558人(同32.5%)となっている。産業別でみると、男性の構成比が高いのは、鉄鋼(同 87.0%)、非鉄金属(同85.7%)に対し、女性の構成比が高いのは、なめし革(同77.8%)、繊維(同64.6%)となっている(表7、図7)

 

(5) 就業形態別の従業者数

就業形態別でみると、正社員・正職員等が 100,299人(構成比79.3%)、パート・アルバイト等が17,690人(同14.0%)となっている。産業別でみると、正社員・正職員等の構成比が高いのは、鉄鋼(同86.9%)、生産用機械(同84.5%)に対し、パート・アルバイト等の構成比が高いのは、なめし革(同48.1%)、食料品(同41.1%)となっている(表7、図8)