統計情報ライブラリー/産業工業統計調査

1.概況 (従業者4人以上の事業所)


1 事業所数     ≪前年比▲0.6%、2年連続の減少≫

 事業所数は2,700事業所、前年比▲0.6%(▲17事業所)で2年連続の減少となった。

 産業(中分類24産業)別では、食料品、プラスチック、非鉄金属など8産業が減少し、化学、はん用機械など8産業が増加し、木材・木製品、家具・装備品など8産業が前年同数となった。構成比では、金属製品17.4%、食料品12.1%、生産用機械11.8%、プラスチック7.9%、繊維5.6%と、この上位5産業で54.8%を占めている。

 

2 従業者数     前年比+0.5%、5回連続の増加≫ 

   従業者数は124,909人、前年比+0.5%(+581人)で5回連続の増加となった。

  産業別では、生産用機械、はん用機械、鉄鋼など14産業が増加し、電子部品、食料品など9産業が減少し、金属製品の1産業が前年同数となった。構成比では、金属製品15.4%、生産用機械12.0%、化学11.9%、電子部品7.4%、食料品7.3%と、この上位5産業で53.9%を占めている。

 

3 製造品出荷額等   ≪前年比+5.1%、2年ぶりの増加≫

  製造品出荷額等は3兆8,635億円、前年比+5.1%(+1,865億円)で2年ぶりの増加となった。

  産業別では、生産用機械、電子部品、鉄鋼など13産業が増加し、輸送機械、プラスチックなど11産業が減少した。

構成比では、化学19.0%、生産用機械13.7%、金属製品10.5%、電子部品9.8%、非鉄金属9.6%と、この上位5産業で62.5%を占めている。

 

4 付加価値額     ≪前年比+5.2%、2年ぶりの増加≫

   付加価値額は1兆3,606億円、前年比+5.2%(+667億円)で2年ぶりの増加となった。

 産業別では、生産用機械、電子部品、鉄鋼など16産業が増加し、化学、パルプ・紙など8産業が減少した。構成比では、化学20.2%、生産用機械13.1%、電子部品13.1%、金属製品11.2%、非鉄金属5.3%と、この上位5産業で62.8%を占めている。

 

5 現金給与総額    前年比+2.7%

 現金給与総額は5,472億円で、前年比+2.7%(+144億円)となった。

 

6 有形固定資産投資総額(従業者30人 以上の事業所)  ≪前年比+18.0%≫

 有形固定資産投資総額は2,463億円で、前年比+18.0%(+376億円)となった。
 産業別では、電子部品、飲料・飼料、化学など8産業が増加し、その他、窯業・土石など13産業が減少した(3産業は秘匿値または該当数値なし)。

 

7 地域別の動き       ≪前年に比べ従業者数、製造品出荷額等は3つの地域で増加≫

事業所数は、富山地域が最も多く、前年に比べ2つの地域で減少した。

従業者数は、富山地域が最も多く、前年に比べ3つの地域で増加した。

製造品出荷額等は、富山地域が最も多く、前年に比べ3つの地域で増加した。