統計情報ライブラリー/産業工業統計調査

3.従業者数(従業者4人以上の事業所)
―前年比+2.7%、4回連続の増加―

 

     従業者数は124,328人、前年比+2.7%(+3,279人)で4回連続の増加となった。


(1)
  産業別

 産業中分類別に前年比(寄与度順)をみると24産業中、生産用機械(前年比+24.4%、+2,797人)、金属製品(同+9.3%、+1,644人)、化学(同+4.7%、+659人)など16産業が増加し、はん用機械(同▲46.1%、▲2,426人)、非鉄金属(同▲16.2%、▲1,232人)など8産業が減少した(表5、図5)

 産業別構成比をみると、金属製品15.5%(19,237人)、化学11,8%(14,699人)、生産用機械11.5%(14,254人)、電子部品7.7%(9,601人)、食料品7.5%(9,313人)と、この上位5産業で54.0%を占めている(表5、図 5)



(2) 従業者規模別                   

   従業者規模別でみると、従業者4〜29人が24,222人(構成比19.5%)、従業者30〜299人が61,653人(同49.6%)、従業者300人以上が38,453人(同30.9%)となっている(表6、図6)。

図6


(3) 1事業所当たり従業者数

     1事業所当たり従業者数は、45.8人(前年比+13.6%)となった。産業別でみると、化学が125.6人、電子部品が118.5人と多くなっている   (表5)

表5,表6 

 

(4) 性別の従業者数

 性別でみると、男性83,978人(構成比67.5%)、女性40,350人(同32.5%)となっている。産業別でみると、男性の構成比が高いのは、鉄鋼(同 87.5%)、輸送機械(同84.5%)に対し、女性の構成比が高いのは、なめし革(同76.7%)、繊維(同64.2%)となっている(表7、図7)

 

(5) 就業形態別の従業者数

就業形態別でみると、正社員、正職員等が 99,899人(構成比79.4%)、パート・アルバイト等が17,064人(同13.6%)となっている。産業別でみると、正社員、正職員等の構成比が高いのは、鉄鋼(同88.3%)、非鉄金属(同87.1%)に対し、パート・アルバイト等の構成比が高いのは、なめし革(同54.1%)、食料品(同40.7%)となっている(表7、図8)