統計情報ライブラリー/産業工業統計調査

1.概況 (従業者4人以上の事業所)


1 事業所数     ≪前年比▲9.5%、2回ぶりの減少≫

 事業所数は2,717事業所、前年比▲9.5%(▲284事業所)で2回ぶりの減少となった。

 産業(中分類24産業)別では、食料品、その他、生産用機械など22産業が減少し、石油・石炭、なめし革の2産業が前年同数となった。構成比では、金属製品17.6%、食料品12.3%、生産用機械11.9%、プラスチック8.2%、繊維5.6%と、この上位5産業で55.5%を占めている。

 

2 従業者数     前年比+2.7%、4回連続の増加≫ 

   従業者数は124,328人、前年比+ 2.7%(+3,279人)で4回連続の増加となった。

  産業別では、生産用機械、金属製品、化学など16産業が増加し、はん用機械、非鉄金属など8産業が減少した。構成比では、金属製品15.5%、化学11.8%、生産用機械11.5%、電子部品7.7%、食料品7.5%と、この上位5産業で54.0%を占めている。

 

3 製造品出荷額等   ≪前年比▲3.5%、4年ぶりの減少≫

  製造品出荷額等は3兆6,770億円、前年比▲3.5%(▲1,346億円)で4年ぶりの減少となった。

  産業別では、はん用機械、プラスチック、非鉄金属など12産業が減少し、生産用機械、金属製品など12産業が増加した。

構成比では、化学19.7%、生産用機械11.8%、金属製品10.9%、非鉄金属9.7%、電子部品8.8%と、この上位5産業で61.0%を占めている。

 

4 付加価値額     ≪前年比▲5.2%、4年ぶりの減少≫

   付加価値額は1兆2,939億円、前年比▲5.2%(▲705億円)で4年ぶりの減少となった。

 産業別では、はん用機械、パルプ・紙、電子部品など13産業が減少し、生産用機械、非鉄金属など11産業が増加した。構成比では、化学22.3%、電子部品12.1%、金属製品11.5%、生産用機械11.1%、プラスチック5.2%と、この上位5産業で62.1%を占めている。

 

5 現金給与総額    前年比+1.4%

 現金給与総額は5,327億円で、前年比+1.4%(+74億円)となった。

 

6 有形固定資産投資総額(従業者30人 以上の事業所)  ≪前年比+17.2%≫

 有形固定資産投資総額は2,088億円で、前年比+17.2%(+307億円)となった。
 産業別では、生産用機械、電子部品、金属製品など18産業が増加し、その他、はん用機械など3産業が減少した(3産業は秘匿値または該当数値なし)。

 

7 地域別の動き       ≪前年に比べ事業所数、製造品出荷額等は全ての地域で減少≫

事業所数は、富山地域が最も多く、前年に比べ全ての地域で減少した。

従業者数は、富山地域が最も多く、前年に比べ全ての地域で増加した。

製造品出荷額等は、富山地域が最も多く、前年に比べ全ての地域で減少した。