リースは、契約額（27年に新規契約し物件の納入等があったもの）が64億円（前年比▲37.7％）、支払額（27年１年間に支払った額で、27年以前に契約したものを含む）が101億円（同▲13.2％）となった（表24）。
設備・機械などをリースで行うか有形固定資産として処理するかどうかの判断は、設備等の内容、費用、想定耐用年数などにより変わるため、リース契約額・支払額とその産業別内訳は、年によって大きく変動する傾向がある。
（１） リース契約額
産業中分類別に前年比（寄与度順）をみると、化学（前年比▲66.9％、▲33億円）、食料品（同▲81.9％、▲５億円）などが減少した（表24）。
産業別構成比をみると、化学25.2％（16億円）、飲料・飼料18.2％（12億円）、プラスチック10.6%（７億円）の順となっている（表24、図24）。
（２） リース支払額
産業中分類別に前年比（寄与度順）をみると、はん用機械（前年比▲38.7％、▲３億円）、生産用機械（同▲26.9％、＋▲３億円）などが減少した（表24）。
産業別構成比をみると、化学21.6％（22億円）、飲料・飼料12.5％（13億円）、輸送用機械10.1％（10億円）の順となっている（表24、図24）。
９．リース契約額及び支払額 （従業者30人以上の事
業所）