統計情報ライブラリー/産業工業統計調査

3.従業者数   (従業者4人以上の事業所)
―H26年比+1.2%、3回連続の増加―

 

     従業者数は121,049人、平成26年比+1.2%(+1,386人)で3回連続の増加となった。


(1)
  産業別

 産業中分類別に前年比(寄与度順)をみると24産業中、金属製品(平成26年比+7.6%、+1,240人)、輸送機械(同+15.8%、+781人)、電子部品(同+4.5%、+387人)など12産業が増加し、非鉄金属(同▲9.9%、▲836人)、プラスチック(同▲4.3%、▲379人)など12産業が減少した(表5、図5)

 産業別構成比をみると、金属製品14.5%(17,593人)、化学11.6%(14,040人)、生産用機械9.5%(11,457人)、電子部品7.4%(8,988人)、食料品7.2%(8,739人)と、この上位5産業で50.2%を占めている(表5、図 5)



(2) 従業者規模別                   

   従業者規模別でみると、従業者数4〜29人が25,199人(構成比20.8%)、従業者数30〜299人が61,797人(同51.1%)、従業者数
 300人以上が34,053人(同28.1%)となっている(表6、図6)。

図6


(3) 1事業所当たり従業者数

     1事業所当たり従業者数は、40.3人(平成26年比▲5.4%)となった。産業別でみると、化学が117.0人、電子部品が99.9人と多くなっている   (表5)

表5,表6 

 

(4) 性別の従業者数

 性別でみると、男性81,744人(構成比67.5%)、女性39,305人(同32.5%)となっている。産業別でみると、男性の構成比が高いのは、鉄鋼(同 88.5%)、非鉄金属(同85.1%)に対し、女性の構成比が高いのは、なめし革(同76.6%)、繊維(同62.9%)となっている(表7、図7)

 

(5) 就業形態別の従業者数

就業形態別でみると、正社員、正職員等が 97,226人(構成比79.6%)、パート・アルバイト等が16,143人(同13.2%)となっている。産業別でみると、正社員、正職員等の構成比が高いのは、鉄鋼(同89.9%)、生産用機械(同86.3%)に対し、パート・アルバイト等の構成比が高いのは、なめし革(同53.2%)、食料品(同38.4%)となっている(表7、図8)



表7,表8