統計情報ライブラリー/産業工業統計調査

1.平成28年経済センサス‐活動調査
  結果(製造業)の概況
(従業者4人以上の事業所)


1 事業所数     ≪H26年比+6.7%、4回ぶりの増加≫

 事業所数は3,001事業所、平成26年比+6.7%(+189事業所)で4回ぶりの増加となった。

 産業(中分類24産業)別では、金属製品、食料品、生産用機械など21産業が増加し、はん用機械、石油・石炭、電子部品の3産業が減少した。

構成比では、金属製品16.3%、食料品12.6%、生産用機械11.7%、プラスチック7.9%、繊維5.9%と、この上位5産業で54.3%を占めている。

 

2 従業者数     H26年比+1.2%、3回連続の増加 

   従業者数は121,049人、平成26年比+ 1.2%(+1,386人)で3回連続の増加となった。

  産業別では、金属製品、輸送機械、電子部品など12産業が増加し、非鉄金属、プラスチックなど12産業が減少した。

構成比では、金属製品14.5%、化学11.6%、生産用機械9.5%、電子部品7.4%、食料品7.2%と、この上位5産業で50.2%を占めている。

 

3 製造品出荷額等   ≪H26年比+6.9%、3年連続の増加≫

  製造品出荷額等は3兆8,116億円、前年比+6.9%(+2,444億円)で3年連続の増加となった。

  産業別では、化学、はん用機械、電子部品など14産業が増加し、鉄鋼、電気機械など10産業が減少した。

構成比では、化学18.7%、非鉄金属10.2%、金属製品10.0%、電子部品8.7%、生産用機械8.7%と、この上位5産業で56.3%を占めている。

 

4 付加価値額     ≪H26年比+9.2%、3年連続の増加≫

   付加価値額は1兆3,644億円、前年比+9.2%(+1,154億円)で3年連続の増加となった。

 産業別では、化学、電子部品、金属製品など16産業が増加し、生産用機械、非鉄金属など8産業が減少した。
 構成比では、化学20.9%、電子部品12.2%、金属製品10.6%、生産用機械8.7%、はん用機械5.7%と、この上位5産業で58.0%を占めている。

 

5 現金給与総額    H26年比+3.4%

 現金給与総額は5,254億円で、前年比+3.4%(+172億円)となった。

 

6 有形固定資産投資総額(従業者30人 以上の事業所)  ≪H26年比+17.6%≫

 有形固定資産投資総額は1,781億円で、前年比+17.6%(+266億円)となった。
 産業別では、その他、化学、窯業・土石など13産業が増加 し、電子部品、鉄鋼など8産業が減少した(3産業は秘匿値または該当数値なし)。

 

7 リース契約額及び支払額(従業者30人 以上の事業所)   ≪H26年に比べ契約額、支払額ともに減少≫

  リース契約額は64億円で、産業別では化学、食料品などが減少した。

リース支払額は101億円で、産業別では、はん用機械、生産用機械などが減少した。

 

8 地域別の動き       ≪事業所数、製造品出荷額等は全ての地域で増加≫

事業所数は、H26年に比べ全ての地域で増加した。

従業者数は、H26年に比べ新川地域で減少し、その他の地域は増加した。

製造品出荷額等は、前年に比べ全ての地域で増加した。



図1