統計情報ライブラリー/産業工業統計調査

3.従業者数   (従業者4人以上の事業所)
―前年比+0.8%、2年連続の増加―

 

     従業者数は119,663人、前年比+0.8%(+907人)で2年連続の増加となった。


(1)
  産業別

   産業中分類別に前年比(寄与度順)をみると24産業中、非鉄金属(前年比+14.5%、+1,069人)、生産用機械(同+6.0%、+642人)、化学(同+3.8%、+503人)など15産業が増加し、金属製品(同▲6.3%、▲1,102人)、電子部品(同▲6.4%、▲588人)など9産業が減少した(表5、図5)

 産業別構成比をみると、金属製品13.7%(16,353人)、化学11.4%(13,667人)、生産用機械9.5%(11,323人)、食料品7.6%(9,079 人)、プラスチック7.4%(8,866人)と、この上位5産業で49.5%を占めている(表5、図 5)

図5

(2) 従業者規模別                   

   従業者規模別でみると、従業者数4〜29人が24,384人(構成比20.4%)、従業者数30〜299人が60,547人(同50.6%)、従業者数
 300人以上が34,732人(同29.0%)となっている(表6、図6)。

図6


(3) 1事業所当たり従業者数

     1事業所当たり従業者数は、42.6人(前年比+2.2%)となった。産業別でみると、化学が122.0人、非鉄金属が97.0人と多くなっている   (表5)

表5,表6 

 

(4) 性別の従業者数

 性別でみると、男性79,832人(構成比66.7%)、女性39,831人(同33.3%)となっている。産業別でみると、男性の構成比が高いのは、鉄鋼(同 87.6%)、非鉄金属(同84.5%)に対し、女性の構成比が高いのは、なめし革(同77.4%)、繊維(同66.0%)となっている(表7、図7)
図7

 

(5) 就業形態別の従業者数

就業形態別でみると、正社員、正職員等が 95,899人(構成比80.1%)、パート・アルバイト等が15,415人(同12.9%)となっている。産業別でみると、正社員、正職員等の構成比が高いのは、鉄鋼(同87.4%)、生産用機械(同87.3%)に対し、パート・アルバイト等の構成比が高いのは、なめし革(同55.6%)、食料品(同39.9%)となっている(表7、図8)

図8

表7,表8