統計情報ライブラリー/産業工業統計調査

1.平成26年工業統計調査結果
     の概況
  (従業者4人以上の事業所)


1 事業所数     ≪前年比▲1.2%、3年連続の減少≫

 事業所数は2,812事業所、前年比▲1.2%(▲34事業所)で3年連続の減少となった。

 産業(中分類24産業)別では、食料品、木材・木製品など12産業が減少し、化学、はん用機械など8産業が増加した(4産業は前年同数)。

構成比では、金属製品16.5%、食料品12.6%、生産用機械11.6%、プラスチック8.1%、繊維5.9%と、この上位5産業で54.7%を占めている。

 

2 従業者数     前年比+0.8%、2年連続の増加 

   従業者数は119,663人、前年比+ 0.8%(+907人)で2年連続の増加となった。

  産業別では、非鉄金属、生産用機械など15産業が増加し、金属製品、電子部品など9産業が減少した。

構成比では、金属製品13.7%、化学11.4%、生産用機械9.5%、食料品7.6%、プラスチック7.4%と、この上位5産業で49.5%を占めている。

 

3 製造品出荷額等   ≪前年比+7.1%、2年連続の増加≫

  製造品出荷額等は3兆5,672億円、前年比+7.1%(+2,358億円)で2年連続の増加となった。

  産業別では、化学、生産用機械など18産業が増加し、飲料・飼料、木材・木製品など6産業が減少した。

構成比では、化学16.8%、非鉄金属11.2%、金属製品10.1%、生産用機械9.4%、電子部品8.5%と、この上位5産業で56.0%を占めている。

 

4 付加価値額     ≪前年比+6.8%、2年連続の増加≫

   付加価値額は1兆2,491億円、前年比+6.8%(+795億円)で2年連続の増加となった。

 産業別では、生産用機械、化学など14産業が増加し、金属製品、繊維など10産業が減少した。
 構成比では、化学19.2%、電子部品11.6%、生産用機械11.2%、金属製品9.9%、プラスチック6.4%と、この上位5産業で58.4%を占めている。

 

5 現金給与総額    前年比+2.5%

 現金給与総額は5,081億円で、前年比+2.5%(+125億円)となった。

 

6 有形固定資産投資総額(従業者30人 以上の事業所)  ≪前年比+9.9%≫

 有形固定資産投資総額は1,515 億円で、前年比+9.9%(+137億円)となった。
 産業別では、電子部品、非鉄金属など12産業が増加 し、プラスチック、金属製品など9産業が減少した(3産業は秘匿値または該当数値なし)。

 

7 リース契約額及び支払額(従業者30人 以上の事業所)   ≪前年に比べ契約額は増加、支払額は減少≫

  リース契約額は103億円で、産業別では化学、金属製品などが増加した。

リース支払額は116億円で、産業別では化学、電子部品などが減少した。

 

8 地域別の動き       ≪前年に比べ製造品出荷額等は全ての地域で増加≫

事業所数は、前年に比べ全ての地域で減少した。

従業者数は、前年に比べ富山地域が増加し、その他の地域は減少した。

製造品出荷額等は、前年に比べ全ての地域で増加した。



図1

図2