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９．地域別の動き ― 製造品出荷額等は２つの地域で増加 ―

（１）　事業所数

　事業所数は、高岡・射水地域（1,145事業所、構成比38.1％）、富山地域（1,102事業所、同36.7％）、砺波地域（411事業所、同13.7％）、新川地域（346事業所、同11.5％）の順となっている。前年に比べ、富山地域（前年比2.6％増、28事業所増）、高岡・射水地域（同2.0％増、23事業所増）が増加し、砺波地域（同▲2.4％減、▲10事業所減）、新川地域（同▲2.0％減、▲７事業所減）が減少した（表18、表19、図18）。

（２）　従業者数

　従業者数は、富山地域（49,046人、構成比43.4％）、高岡・射水地域（33,999人、同30.1％）、新川地域（17,126人、同15.1％）、砺波地域（12,956人、同11.5％）の順となっている。前年に比べ、高岡・射水地域（前年比▲8.1％減、▲2,981人減）、新川地域（同▲3.3％減、▲588人減）、富山地域（同▲0.8％減、▲417人減）が減少し、砺波地域（同0.4％増、55人増）が増加した（表18、表19、図18）。

（３）　製造品出荷額等

　製造品出荷額等は、富山地域（１兆3,896億円、構成比44.1％）、高岡・射水地域（8,976億円、同28.5％）、砺波地域（4,726億円、同15.0％）、新川地域（3,947億円、同12.5％）の順となっている。前年に比べ、富山地域（前年比3.0％増、409億円増）、砺波地域（同3.2％増、147億円増）が増加し、高岡・射水地域（同▲10.1％減、▲1,011億円減）、新川地域（同▲5.6％減、▲233億円減）が減少した（表18、表19、図18）。

主な業種は、新川地域が電子部品、富山地域が化学、高岡・射水地域が非鉄金属、砺波地域が生産用機械となっている（表18）。