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８．リース契約額及び支払額 （従業者３０人以上の事業所）
―前年に比べ契約額、支払額とも減少―

　　リース契約は、契約額（23年に新規契約し物件の納入があったもの）では73億円（前年比▲84.1％減）、年間支払額（23年以前に契約したものを含む）では316億円（同▲25.7％減）となった（表17）。

　　　設備・機械などをリースで行うか有形固定資産として処理するかどうかの判断は、設備等の内容、費用、想定耐用年数などにより変わるため、リース契約額・年間支払額とその業種別内訳は、年によって大きく変動する傾向がある。

（１）　リース契約額

　業種（産業中分類）別に前年比（寄与度順）でみると、電子部品６億円（前年比▲98.3％減、▲385億円減）、化学16億円（同▲17.4％減、▲３億円減）などが減少した（表17）。

　業種別構成比をみると、化学（16億円、構成比21.8％）、飲料・飼料（10億円、同14.3％）、金属製品（10億円、同13.4％）の順となっている（表17、図17）。

（２）　リース支払額

　業種（産業中分類）別に前年比（寄与度順）でみると、電子部品206億円（前年比▲18.1％減、▲46億円減）、業務用機械１億円（同▲96.9％減、▲32億円減）などが減少した（表17）。

　業種別構成比をみると、電子部品（206億円、構成比65.2％）、化学（20億円、同6.4％）、輸送機械（13億円、同4.3％）の順となっている（表17、図17）。