　　付加価値額は、１兆1,213億円で前年比23.5％（2,137億円）の増加となった。

（１）　業種別

　業種（産業中分類）別に前年比（寄与度順）でみると24業種中、電子部品（前年比110.8％増、1,167億円増）、生産用機械（同219.8％増、607億円増）、その他（同65.7％増、213億円増）など16業種が増加し、鉄鋼（同▲30.7％減、▲153億円減）、非鉄金属（同▲25.1％減、▲100億円減）、家具・装備品（同▲44.4％減、▲54億円減）など８業種が減少となった（表11、図11）。

　　業種別構成比をみると、電子部品（2,220億円、構成比19.8％）、化学（1,700億円、同15.2％）、金属製品（1,176億円、同10.5％）、生産用機械（883億円、同7.9％）、プラスチック（753億円、同6.7％）と、この上位５業種で60.0％を占めている(表11､図11)。

（２）　従業者規模別　

従業者規模別構成比をみると、従業者数４～29人が1,581億円（構成比14.1％）、従業者数30～299人が5,041億円（同45.0％）、従業者数300人以上が4,590億円（同40.9％）となっている（表12、図12）｡