統計情報ライブラリー/産業工業統計調査
1.平成22工業統計調査結果(速報)の概況                                (従業者4人以上の事業所)
 

 

1 事業所数     ≪前 年比▲2.8%の減少≫

事業所数 は、2,954事業所で前年比▲2.8% (▲86事業所)の減少となった。

業種(中分類24産 業)別では、食料品、金属製品など17業種が減少し、電子部品、ゴム製品など3業種が増加した(4 業種は前年同数)。構成比では、金属製品16.3%、食料品12.8%、 生産用機械10.6%、プラスチック7.9%、 繊維6.2%と、この上位5業種で53.8% を占めている。

 

2 従業者数     前年比▲2.8%の減少≫

従業者数は、112,970前年比▲2.8%(▲3,260人)の減少となった。

業種別では、金属製品、鉄鋼など15業種が減少し、はん用機械、プラスチックなど9業種が増加した。構成比では、金属製品14.7%、化学10.3%、電子部品8.8%、プラスチック8.6%、生産用機械8.6と、この上位5業種で51.0%を占めている。

 

3 製造品出荷額等   ≪前年比8.5%の増加≫

製造品出荷額等は、3兆1,124億円前年比8.5% (2,442億円)の増加となった。

 業種別では、電子部品、生産用機械な ど13業種が増加し、金属製品、鉄鋼など11業 種が減少した。構成比では、化学13.8%、電子部品13.3%、 金属製品10.5%、非鉄金属9.9%、生 産用機械8.0と、この上位5 業種で55.6%を占めている。

 

4 付加価値額     ≪前年比23.5%の増加≫

 付加価値額は、1兆1,213億円前年比23.5% (2,137億円)の増加となった。

 業種別では、電子部品、生産用機械な ど16業種が増加し、鉄鋼、非鉄金属など8業種が減少した。構成比では、電子部品19.8%、化学15.2%、金属製品10.5%、生産用機械7.9%、プラスチック6.7と、この上位5業種で60.0%を占めている。

 

5 現金給与総額    前年比▲2.0%の減少≫

現金給与総額は、4,606億円で前年比▲2.0%(94億円)の減少となった。

 

6 有形固定資産投資総額(従業者30人 以上の事業所)  前年比▲14.2%の減少≫

 有形固定資産投資総額は、1,193億円で前年比▲14.2%(▲197億円)の減少となった。

 業種別では、非鉄金属、化学など15業種が減少し、プラスチック、飲料・飼料など6業種が増加した。

 

7 リース契約額及び支払額(従業者30人 以上の事業所)≪前年に比べ契約 額は増加、支払額は減少≫

リース年間契約額は457億 円、業種別では電子部品、金属製品などで増加した。

リース年間支払額は421億 円、業種別では業務用機械、非鉄金属などで減少した。

 

8 地域別の動き    前年に比べ製造品出荷額等 は3つの地域で増加≫ 

事業所数 は、高岡・射水地域が最も多く、前年に比べ3つの地域で減少した

従業者数 は、富山地域が最も多く、前年に比べ3つの地域で減少した

   製造品出荷 額等は、富山地域が最も多く、前年に比べ3つの地域で増加した。