リース契約は、契約額（22年
に新規契約し物件の納入があったもの）は458億円（前年比22.7％）、
年間支払額（22年以前に契約したものを含む）は425億
円（同▲3.6％）となった（表24）。
設備・機械などをリースで行うか有形固定資産として処理するかどうかの判断は、
設備等の内容、費用、想定耐用年数などにより変わるため、リース契約額・年間支払額とその産業別内訳は、年によって大きく変動する傾向がある。
（１） リース契約額
産業中分類別に前年比（寄与度順）で
みると、電子部品が391億円（前年比60.8％、148億円増）、金属製品が８億円（同112.9％、
４億円増）と増加した（表24）。
産業別構成比をみると、電子部品（構
成比85.4％、391億円）、化学（同4.2％、19億円）、飲料・飼料（同2.3％、11億円）が高くなっている（表24、図25）。
（２） リース支払額
産業中分類別に前年比（寄与度順）で
みると、業務用機械が33億円（前年比▲32.7％、
▲16億円減）、非鉄金属が15億円（同▲36.9％、▲９億円減）と減少した（表24）。
産業別構成比をみると、電子部品（構
成比59.2％、251億円）、業務用機械
（同7.7％、33億円）、化学（同7.1％、30億円）が高くなっている（表24、図25）。
９．リース契約額及び支払額 ―年間支払額は4２５億円―