統計情報ライブラリー/産業工業統計調査

3.従業者数   前年比0.7%、 3年ぶりの増加―

 

     従業者数は、117,058人 で前年比0.7%(828人)の増加となっ た。

(1) 産業別

   産業中分類別に前年比(寄与度順)を みると24産業中、はん用機械(前年比13.2%、593人増)、プラスチック(同5.0%、468人増)、生産用機械(同3.9%、365人増)など13産業が増加し、輸送機械(同▲9.5%、▲479人減)、家具・装備品(同▲25.3%、▲412人減)、情報通信(同▲36.9%、▲296人減)など11産業が減少した(表5、図5)

  産業別構成比をみると、金属製品(構 成比15.2%、17,838人)、化学 (同10.3%、12,047人)、電子部 品(同8.5%、9,942人)、プラス チック(同8.3%、9,740人)、生産 用機械(同8.3%、9,699人)と、こ の上位5産業で50.6%(59,266人) を占めている(表5、図5)



(2) 従業者規模別                   

    従業者規 模別構成比をみると、「4〜29人」が26,166人 (構成比22.4%)、「30299人」が56,766人(同48.5%)、「300人以上」が34,126(29.2)となっている (表6、図6)


(3) 1事業所当たり従業者数

      1事業所当たり従業者数は、39.4人となった。産業別にみると、電子部品が106.9人、 化学が105.7人と多くなっている(表 5)

 

 

(4) 性別の従業者数

 性別にみ ると、男性が77,411人(構成比66.1%)、 女性が39,647人(同33.9%)と なっ た。産業別では、男性の構成比が高いのは、鉄鋼(同87.5%)、非鉄金属(同86.6%)に対し、女性の構成比が高いのは、なめし革(同73.8%)、 食料品(同64.7%)となっている(表7、図7) 

 

(5) 就業形態別の従業者数

就業形態別にみると、正社員・正職員等が97,141人(構成比83.0%)、パート・アルバ イト等が14,259人(同12.2%) となった。産業別では、正社員・正職員等の構成比が高いのは、その他(同92.2%)、石油・石炭 (90.7%)に対し、パート・アルバイト等の構成比が高いのは、なめし革(同44.7%)、食料品(40.4%)となっている(表7、図8)