統計情報ライブラリー/産業工業統計調査

15.業種別の推移   
                                (従業者4人以上の事業所)

 

 

 産業分類改定による産業中分類の時系列断層があるため、便宜的に次のように組み替えている。


(1) 事業所数

 事業所数は1986(S61)年をピークに減少しており、特に繊維・衣服、木材・家具が大幅に減少している(参考第2表、図36)。

  



(2) 従業者数

 従業者数は1991H3)年をピークに減少しており、特に繊維・衣服が大幅に減少し、金属製品も1990年代をピークに減少している。電気機械は1979S54)年以降10%を超えている(参考第3表、図37



 

 (3) 製造品出荷額等

 2009H21)年の製造品出荷額等は、ほぼ1985S60)年の水準となった。電気機械が1991H3)年以降10%を超えており、金属製品は1990年代をピークに低下している。化学、機械はほぼ同じ割合で推移している(参考第4表、図38






(4)特化係数の推移

 1985S60)年と2009H21)年の特化係数の変化をみると、金属製品が4.11から2.64へと低下し、非鉄金属が3.23から3.68へ上昇した。繊維・衣服、木材・家具、パルプ・紙、プラスチック、その他の製造業も上昇した。


  

 

(5) 前年比の推移


 主要産業における従業者数と製造品出荷額等の前年比をみると、2007H19)年から2009H21)年にかけて、従業者数、製造品出荷額等ともに大幅に減少した産業が多くなっている(図40