リース契約は、契約額（21年に新規契約し物件の納入があったもの）では373億円（前年比55.2％）、年間支払額（21年以前に契約したものを含む）では441億円（同▲5.7％）となった（表24、図24）。
設備・機械などをリースで行うか有形固定資産として処理するかどうかの判断は、設備等の内容、費用、想定耐用年数などにより変わるため、リース契約額・年間支払額とその業種別内訳は、年によって大きく変動する傾向がある。
（１） リース契約額
業種（産業中分類）別に前年比（寄与度順）でみると、増加したのは、電子部品243億円（107億円増、前年比78.1％）、輸送機械46億円（31億円増、同210.0％）となった（表17、図17）。
業種別構成比をみると、電子部品243億円（構成比65.2％）、輸送機械46億円（同12.4％）、化学23億円（同6.2％）となっている（表24、図25）。
（２） リース支払額
年間支払額を業種別（産業中分類別）に前年比（寄与度順）でみると、減少したのは、電子部品224億円（▲30億円減、前年比▲11.9％）、生産用機械14億円（▲７億円減、同▲31.5％）、非鉄金属24億円（▲５億円減、同▲18.0％）となった（表24）。
業種別構成比をみると、電子部品224億円（構成比50.8％）、業務用機械48億円（同11.0％）、化学34億円（同7.8％）となっている（表24、図25）。
９．リース契約額及び支払額 ―年間支払額は441億円―