統計情報ライブラリー/産業工業統計調査

3.従業者数   前年に比べ 9,755人の減少―

                     

 

 

 従業者数は、116,230人で前年に比べ9,755人(前年比▲7.7%)減少した。


(1) 業種別


 業種(産業中分類)別に前年比(寄与度順)でみると、減少したのは、生産用機械(前年比▲17.6%減)、金属製品(同▲9.2%減)、はん用機械(同▲23.0%減)など20業種、増加したのは、化学(同1.3%増)、鉄鋼(同1.9%増)、窯業・土石(同1.0%増)など4業種であった(表5、図5)
 業種別構成をみると、金属製品が18,126人(構成比15.6%)と最も多く、化学が11,805人(同10.2%)、電子部品が9,614人(同8.3%)、生産用機械が9,334人(同8.0%)、プラスチックが9,272人(同8.0%)と、この上位5業種で50.0%を占めている
(表5)




(2)従業者規模別 
 

 従業者規模別構成をみると、従業者数4〜29人が26,342人(構成比22.7%)、従業者数30299人が56,391人(同48.5%)、従業者数300人以上が33,497(28.8)となっている(表6、図6)



(3)1事業所当たり従業者数


 1事業所当たり従業者数は、38.2人(前年比1.3%増)となった。業種別にみると、電子部品が110.5人と最も多く、化学が103.6人、ゴム製品が89.3人となっている(表5)


 

 

(4) 性別の従業者数

 

 性別にみると、男性76,571人(構成比65.9%)、女性39,659人(同34.1%)となった。業種別では、男性構成比が高いのは、鉄鋼(同88.4%)、非鉄金属(同85.8%)、はん用機械(83.6%)に対し、女性が高いのは、なめし皮(同76.0%)、食料品(同64.4%)、繊維(同63.7%)となった(表7、図7)
 従業者規模別の男性構成比は、従業者数4〜29人が56.2%、従業者数30299人が64.2%、従業者数300人以上が76.4%と、規模が大きいほど高くなっている(表8)。


 

 

(5) 就業形態別の従業者数

  

就業形態別にみると、正社員・正職員等が97,862人(構成比84.2%)、パート・アルバイト等が13,418人(同11.5%)となった。業種別構成比では、正社員・正職員等の構成比が高いのは、はん用機械(同93.4%)、石油・石炭(同92.4%)で、パート・アルバイト等の構成比が高いのは、なめし革(同42.0%)、食料品(同40.1%)となっている(表7、図8)

従業者規模別の正社員・正職員等の構成比は、従業者数4〜29人が74.2%、従業者数30299人が84.3%、従業者数300人以上が91.9%と、規模が大きいほど高くなっている(表8)。