リース契約は、契約額（20年
に新規契約し物件の納入があったもの）では240億円、前年比▲47.8％の減少となった。年間支払額（20年以前に
契約したものを含む）では467億円、同3.3％
の増加となった（表22、図20）。
なお、設備・機械などをリースで行うか有形固定資産として処理するかどうかの判断は、設備等の内
容、費用、想定耐用年数などにより変わるため、リース契約額・年間支払額とその業種別内訳は、年によって大きく変動する傾向がある。
（１）リース契約額
契約額を業種別（産業中分類別）に前年比（寄与度順）でみると、輸送機械の契約
額が15億円と前年比23.9％の増加、電
気機械の契約額が３億円と同319.6％の増加となった（表22）。
業種別構成比をみると、電子部品が137億
円（構成比56.9％）と最も多く、化学が17億
円（同7.2％）、輸送機械が15億円（同6.2％）となった（表22、図20）。
従業者規模別にみると、従業者1,000人以上が76億3,458万円（構成比31.8％）で最も大きくなった（表23）。
（２）リース支払額
年間支払額を業種別（産業中分類別）に前年比（寄与度順）でみると、業務用機械
の支払額が42億円と前年比45.3％の増
加、非鉄金属の支払額が29億円と同31.2％
の増加となった（表22）。
業種別構成比をみると、電子部品が254億
円（構成比54.3％）と最も多く、業務用機械が42億
円（同9.1％）、化学が32億円（同6.8％）となった（表22、図20）。
従業者規模別にみると、従業者1,000人
以上が202億7,312万円（構成比43.4％）で最も多くなった（表23）。
９．リース契約額及び支払額 ―年間支払額は467億円―