 ４．製造品出荷額等 ―前年に比べ195億円の減少― |
製造品出荷額等は、３兆9,406億 円で前年に比べ195億円、前年比▲0.5％と 減少した。
（１）業種別
業種別（産業中分類別）に前年比（寄 与度順）でみると、減少したのは、非鉄金属（前年比▲9.3％減）、生産用機械（同▲6.3％減）、その他（同▲12.0％減）など９業種 であった。一方、増加したのは、石油・石炭（前年比26.2％増）、鉄鋼（同18.9％増）、化学（同2.7％増）など15業種であった（表９、図９）。
業種別構成比をみると、化学が5,375億円（構成比13.6％）と最も多く、非鉄 金属が4,516億円（同11.5％）、金 属製品が4,248億円（同10.8％）、 電子部品が4,178億円（同10.6％）、 生産用機械が3,325億円（同8.4％） と、この上位５業種で54.9％を占めている(表９)。
（２）従業者規模別
従業者規模別構成比をみると、従業者数４〜29人が4,225億円（構成比10.7％・前年構成比10.7％）、従業者数30〜299人が２兆622億円（同52.3％・同51.2％）、従業者数300人以上が１兆4,558億円（同36.9％・同38.0％）となった。従業者数500人以上の減少が 大きかった(表10、 図10)｡
（３）１事業所当たり製造品出荷額等
１事業所当たり製造品出荷額等は、11億7,947万円と前年比▲1.6％の減少となった。業種別にみると、石油・石炭が162億8,309万円と最も高く、化学が47億1,449万円、非鉄金属が45億1,633万円となった（表11、図11）。
従業者規模別にみると、従業者数４〜29人が１億6,511万円、従業者数30〜299人が28億6,822万円、従業者数300人以上が231億871万円となった（表12）。
（４） 従業者１人当たり製造品出荷額等
従業者１人当たり製造品出荷額等は、3,128万円（前年比1.7％増）となった。業種別 にみると、石油・石炭が9億9,692万円 と最も高く、非鉄金属が6,973万円、鉄鋼が5,326万 円となった（表11、図12）。
従業者規模別にみると、従業者数４〜29人で1,480万円、従業者数30〜299人で3,446万円、従業者数300人以上で3,873万円となった（表12）。
