統計情報ライブラリー/産業工業統計調査

5.付加価値額   前年に比べ200億円の減

                       

 

  付加価値額は、1兆4,164億円と、前年に比べ200億円減少し、2年連続の減少となった。

 

(1)業種別

 業種別(産業中分類別)にみると、増加したのは鉄鋼(前年差217億円増)、非鉄金属(同134億円増)など11業種であった。  一方、減少したのは、化学(前年差▲161億円減)、電子部品(同▲159億円減)、プラスチック(同▲116億円減)など13業種であった(表9)。

 業種別構成比をみると、化学が2,665億円で18.8%(前年19.7%)を占め、以下、電子部品が2,140億円で15.1%(同16.0%)、一般機械が1,955億円で13.8%(同13.9%)、金属製品が1,428億円で10.1%(同10.7%)、非鉄金属が763億円で5.4%(同4.4%)と、この上位5業種で63.2%(同65.7%)を占めている(表9、図7)。

 














(2)従業者規模別 

 従業者規模別にみると、30〜299人規模が48.7%(前年49.1%)、300人以上規模が37.9%(同37.8%)、4〜29人規模が13.4%(同13.1%)であった(表10)。

  

(3)1事業所当たり付加価値額

1事業所当たり付加価値額は4億2,855万円で、前年に比べ408万円減少した。業種別にみると、化学(22億3,980万円)、電子部品(19億4,506万円)、鉄鋼(10億812万円)の順となっている(表9)。

 
(4)従業者1人当たり付加価値額

   従業者1人当たり付加価値額は1,100万円で、前年に比べ40万円減少となった。業種別にみると、化学( 2,326万円)、電子部品(1,793万円)、パルプ・紙(1,620万円)の順となっている(表9)。