統計情報ライブラリー/産業工業統計調査

11.1日当たり工業用水量     前年に比べ▲2.1%減少
                           (従業者30人以上の事業所)

                          

 

 工業用水量は、1,882千m3/日で、前年に比べ▲41千m3/日減少(前年比▲2.1%減)した。また、1事業所当たりでは2,382m3/日で前年に比べ▲89m3/日減少(同▲3.6%減)した。
 水源別でみると、回収水が942千m3/日(構成比50.1%(前年50.3%))が最も多く、次いで井戸水が376千m3/日(同20.0%(同20.5%))と、この2つで全体の70.0%(前年70.8%)をまかなっている(表30、図19)。

 用途別でみると、冷却用水・温調用水が1,224千m3/日(構成比65.1%(前年66.6%))で最も多く、次いで製品処理用水・洗浄用水が520千m3/日(同27.6%(同26.5%))と、この2つで全体の92.7%(前年93.1%)を使用している(表30、図19)。

 業種別でみると、パルプ・紙が465千m3/日(構成比24.7%(前年25.0%))で最も多く、次いで化学が446千m3/日(同23.7%(同23.0%))、鉄鋼が228千m3/日(同12.1%(同11.9%))と、上位3業種で全体の60.5%(前年59.9%)を使用している (図20)。